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ルノー、パーツの厳格な品質管理でパワーユニットの信頼性の問題に対処

1/11(木) 13:30配信

motorsport.com 日本版

 ルノーは2018年シーズンに向けて信頼性の問題による不確実要素を排除するために、パワーユニットの部品の厳格な品質管理に注力するという。

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 2017年シーズンは、特にパワーユニットのエレメント交換によるグリッド降格ペナルティが多発した。ルノー製パワーユニットを搭載した8名のドライバーのパワーユニットのエレメント交換によるグリッド降格数は、“320“グリッドだった。

 これに対しレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2017年シーズンはルノー製パワーユニットの信頼性に悩まされ続け、2006年以来最悪の年だったと述べていた。さらにトロロッソは連発するパワーユニットの問題について、ルノーと舌戦を繰り広げる場面もあった。

 一方、ルノーF1チームは信頼性の問題によって45ポイントを失ったと計算しており、それによりコンストラクターズランキング5位を逃したと考えている。それでも同チームのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、2018年も2017年と同じエンジンコンセプトを使用することを考えており、信頼性の問題を対処するためにパワーユニットの部品の厳格な品質管理に注力すると語った。

「コンセプトは安定している。つまり2018年のエンジンは2016年のものよりも2017年のものに近いだろう」

「2017年は内燃機関とハイブリッド、どちらもほとんど新しくしたのに対し、2018年はパフォーマンスの差をつけられる部分だけを変更している」

「さらに内部手続きに変更を施し、我々が扱うプロジェクトの中間工期や新しいパーツを導入する際の手続きをより厳格なものした」

「これにより、テストベンチで行なった内容に対し強い自信を持つことができた。冬のテストが始まるまでにこれまでよりもはるかに成熟したエンジンを提供することができるだろう」

 さらにアビテブールは、チームはエンジン部門の徹底的な見直しを行った上で、内部手続きの変更することにより、2018年に向けてエンジンの再構築を行わなくとも信頼性を向上させるのに十分に役立つと判断したと語っている。

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