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ソフトBドラ3増田 新参メーカーと“二人三脚”「クラブを代表する選手になる可能性を秘めている」

1/11(木) 11:03配信

西日本スポーツ

■「blueeq」の用具提供プロ1号

 「増男」は用具もオンリーワン! 福岡ソフトバンクのドラフト3位増田珠内野手(18)=神奈川・横浜高=が10日、無名ブランドとの二人三脚で新人合同自主トレをスタートした。今年から野球事業に本格参入するブランド「blueeq(ブルイク)」の用具提供を受ける第1号。プロでの活躍で知名度アップに貢献し、人気ブランドに押し上げる考えだ。この日は筑後市のファーム施設で入寮式もあった。

【写真】松田に似てる?「増男」ポーズを披露するソフトBドラ3の増田

 室内練習場に姿を見せた増田は、見慣れないブランドのバットとグラブを手にしていた。いよいよ始まった新人合同自主トレ。見たことがない「blueeq」というロゴに、他の用具メーカーの担当者たちが首をかしげる姿があった。

昨夏の甲子園にも出場した増田に白羽の矢

 「ブルイク」と読むブランド名は「ブルーイクイップメント(青い道具)」の略。元はサーフボードの上に立ってパドルをこぐ水上スポーツ「スタンドアップパドル」の用具を扱うEQjapan社(千葉県松戸市)のブランドだ。昨年、社会人野球チームを対象に用具の実用試験を行い、今年は野球に本格参入する。

 長くサポートできる選手を探していた同社は、昨夏の甲子園にも出場した増田に白羽の矢を立てた。増田も知人を通じて存在を知り、同社のパイオニア精神にひかれた。4月には数量限定で野球用具の販売を開始する予定。「活躍すれば人気が出ると思うし、大黒柱になれるようにしたい」と用具提供選手の第1号となる責任感をのぞかせた。

 用具提供を受けるのはグラブとバットが中心。「バットは好きなだけ折ってもいいと言ってもらえている」と全面的なサポートを約束されている。実績が全くないプロ1年生ながら、用具の不安を抱えずにプレーができる意味は大きい。現在はプロでの内野転向に備え、同ブランドの内野用グラブを三つ試している。

「サポートを長くさせてもらいたい」と大きな期待

 新人合同自主トレでのノックでは、年始に個人トレーナーの指導の下で瞬発系のトレーニングを徹底してきた効果も見せた。「人工芝で打球も速いので、顔をそらさないように捕れるようになりたい」。内野守備の技術向上を課題とする18歳は軽快な動きを見せた。

 昨夏にはハイレベルな神奈川大会の新記録となる4試合連続本塁打も放った増田について、「ブルイク」を手掛ける担当者は「ソフトバンクを代表する選手になる可能性を秘めている。使ってもらうに値する選手だし、サポートを長くさせてもらいたい」と大きな期待をかけている。

 新入団会見で「熱男」ならぬ「マスオ~!」の雄たけびを上げ、工藤監督に「今年の新人はキャラが濃い」と驚かせた増田は“相棒選び”でもオンリーワンを求めた形だ。ホークスの将来を担う元気印が、無名ブランドをメジャーに押し上げる。

◆「blueeq(ブルイク)」

 2011年に誕生したスポーツアパレルメーカー「EQpod」が14年に設立したオリジナルブランド。「EQpod」は16年に「EQjapan」に社名変更。大手スポーツメーカーに勤務経験のある社員のノウハウを集結し、18年から本格的に野球事業に参入する。

西日本スポーツ

最終更新:1/11(木) 12:19
西日本スポーツ