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神奈川高校野球ベストナイン 昭和編、捕手は小倉さん

1/11(木) 19:14配信

カナロコ by 神奈川新聞

◆「頭脳野球」重視し選考 木本 芳雄さん
 私ならドリームチームをこう選ぶ-。100回大会の節目を前に、神奈川新聞社が募集している「みんなで選ぶ神奈川高校野球ベストナイン・昭和編」。その投票に先駆けて、桐蔭学園監督として甲子園初出場初優勝を成し遂げた木本芳雄さんに選んでもらった。

あなたの「マイベストナイン」は?

 私自身が頭を使う野球で勝ってきたから、選考もその観点からという部分がある。特に捕手はなかなか三拍子そろった人がいないけど、最も大事なインサイドワークという点で小倉さん(横浜)でしょうね。

 右投手は剛速球の渡辺(慶応)に制球力の柴田(法政二)、左はスライダーの村上(同)にカーブの愛甲(横浜)で迷うけど、実績で柴田と愛甲かな。東海大相模からは同学年の原と津末。原は誰が見てもだけど、津末もセカンドの横を抜けたゴロがそのまま右中間に届くくらい打球が速かった。

 二塁の小坂さん(法政二)は、生前に田丸(仁)監督が「セカンドの中では一番だ」と言っていた。小坂さんは打撃の調子が悪くなると、柴田に打撃投手をやらせていたらしい。制球が良いから打ちやすい球が来て、調子が戻るんだと。ぜいたくな練習ですよね。

 外野の高橋(向上)は守備はいまひとつでも遠く飛ばす力は天性のもの。確実に入るでしょう。


◆きもと・よしお 武相-駒大。1968年に創部3年目の桐蔭学園の監督に就任。71年夏の甲子園で初出場初優勝を果たした。藤嶺藤沢、武相でも指揮を執り、2003年に勇退。06年に育成功労賞を受賞した。横浜市神奈川区在住。72歳。