ここから本文です

【NBA】レジェンドが語るオールスター、「マジックとマイケルは敵として戦いたい。俺のゲームをより良くしてくれる」とペイトン

1/11(木) 16:38配信

バスケットボールキング

 1月11日(現地時間10日)、現地メディア『SLAM』が、NBAレジェンドのゲイリー・ペイトン(元シアトル・スーパーソニックスほか)のインタビューを掲載していたので、その中の一部をお届けしたい。

 まずはペイトンについて紹介しよう。1990年ドラフト1巡目2位でソニックスに指名され、キャリア17シーズンをプレー。デビュー当時はディフェンス力にたけた選手たったが、キャリアを積むことでオフェンス力もアップし、攻防兼備のオールラウンドなポイントガードとして活躍した。90年代ではポイントガードとして193センチの長身だったため、ポストプレーもこなし、リング下ではスクープショットなどで得点を量産。

 なお、オールスターには9回選出された実績があり、96年のアトランタ、2000年のシドニーと、2度のオリンピックにアメリカ代表として出場し、それぞれ金メダルを獲得した。96年には最優秀ディフェンシブ・プレーヤー賞に選出。97年以降、ガードの選手で同賞に輝いた選手がいないことからも、この男の偉大さがわかるはずだ。オールディフェンシブ・ファーストチームには9回(歴代1位タイ)選ばれており、ディフェンス面では史上最高のポイントガードの1人と言っても過言ではない。13年にはバスケットボール殿堂入りも果たした名選手である。

 ではインタビューでペイトンが語ったコメントを紹介していこう。

 今年のオールスターより、イースタン・カンファレンス対ウエスタン・カンファレンスという構図がなくなり、両カンファレンスのトップ得票を得た選手がキャプテンとなり、オールスターに選出された選手を指名していく“ドラフト制”について聞かれたペイトンは「そんなことが起こるようになるとは思わなかったね。キャプテンがチームメートを指名するだなんて、まるでプレーグラウンドのようだ。でも、とてもいいことだと思う」と答えた。

 さらに、「もしあなたが現役の時にこのシステムが導入されてキャプテンとなったら、どの選手を指名しますか?」と聞かれると、ペイトンは思わず笑った。「誰がいるのか分からないし、俺が指名してもその選手がいないかもしれないよ。でも、もし俺が4人を指名できるとしたら、ジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ)、カール・マローン(元ジャズほか)、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、あとはアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)を指名できるようにトライするだろう」と続けた。

 マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)とアービン“マジック”ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)といった選手たちに対しては「彼らとは敵として戦いたいね。彼らの持つ競争心は、俺のプレーをより良くしてくれるから」と、いかにもペイトンらしい切り返しを見せた。

 今年のオールスターで初選出されそうな選手については「カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)はまだオールスターに選出されたことがないけど、選出されるべきだと思うね。タウンズのチームメート、アンドリュー・ウィギンズも選出されてもいいと思う。だがウエストは激戦区だから、難しいかもしれないね。その点、イーストは初選出される選手が多いだろうね。ベン・シモンズとジョエル・エンビード(共にフィラデルフィア・セブンティシクサーズ)はオールスター入りするんじゃないかな。ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)もとてもいいプレーをしているね」とペイトン。

 キャリア合計で9回出場したオールスターゲームの中で、最も印象的なゲームについては、「フェニックスで行われたゲーム。ミッチ・リッチモンド(元サクラメント・キングスほか)がMVPを獲得した95年だ。確か俺は17、18本のアシスト(実際には15アシスト)して、ミッチにパスを渡し続けたのさ」と語った。

 ペイトンは引退後もNBAをチェックし続けているという。今季、気になっている選手について聞かれると、多くの選手の名を口にしていた。「まずヤニス(・アデトクンボ/ミルウォーキー・バックス)だ。俺は彼のプレーを見るのが大好きなんだ。(ラッセル・)ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)もお気に入りの1人さ。ジミー・バトラー(ウルブズ)もすばらしい。ミネソタでとりわけ見事なプレーを見せている。ルーキーでは、カイル・クーズマ(レイカーズ)とドノバン・ミッチェル(ジャズ)が俺のお気に入りなんだけど、テイタムもいい選手だと思う」と答えていた。

 現役時代、試合中であろうと練習中であろうとおしゃべりなことで知られたペイトン。48歳となった今でも、バスケットへの愛情と“口撃力”は健在なようだ。

BASKETBALL KING