ここから本文です

細入で伝統行事「おくわさま」 豊作願い鍬もてなし 

1/11(木) 10:35配信

北日本新聞

 一年の豊作を鍬(くわ)に願う富山市細入地域の伝統行事「おくわさま」が11日朝、同市岩稲の本芳彦弘さん(82)宅で行われ、神様に見立てた鍬に感謝の気持ちを込めて正月料理を振る舞った。

 おくわさまは農業の仕事始めの毎年1月11日に行う江戸時代から続く儀式。「とやまの年中行事百選」にも選ばれている。近年は農業の機械化や担い手不足で風習を取り止める農家が増え、現在は本芳さんだけが行っている。

 「みつ鍬」を田の神、「ひら鍬」を畑の神とし「くつろいでください」と呼び掛けてお茶を振る舞った。タイの塩焼きやエビの煮付け、田作りなどの正月料理を供え「今年一年もよろしくお願いします」と無事と豊作を願った。

北日本新聞社

最終更新:1/25(木) 12:36
北日本新聞