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富山工高2連覇 建築甲子園

1/11(木) 23:54配信

北日本新聞

■若者向けに空き家再生

 日本建築士会連合会(東京)が主催する2017年度「建築甲子園」で、富山工業高校建築工学科のチームが16年度に続き、2年連続の優勝を果たした。空き家となった県内の公営住宅団地をモデルに、若者が共同生活しながら夢を追い掛ける空間に再生する計画を提案した。

 建築甲子園は建築を学ぶ高校生が設計技術を競う全国大会で、今回が8回目。「地域のくらし-空き家を生かす」をテーマに、37道府県の53チームが図面を提出した。東京芸術大の片山和俊名誉教授らが審査員を務め、具体性や独創性などの観点で審査した。

 富山工業は、新村希和さん、高柳桃花さん、榊原由比菜さん、早野詩織さんの3年生の女子生徒4人で参加。監督は藤井和弥教諭が務めた。

 計画は、空き家となった4階建ての県営住宅蓮町団地(富山市蓮町)をモデルに、昨年5月から約半年かけて練り上げた。

 1階に作家やアーティストが活動できる創作スペース、2階には起業や独立を目指す若者が交流できるコワーキングスペースを設け、3、4階をシェアハウスとした。SNS(会員制交流サイト)を活用し、入居者が活動状況を発信することも計画に盛り込んだ。

 榊原さんは「不安やプレッシャーがあったので優勝できてびっくりした」、早野さんは「自信になる」と笑顔。前回大会のメンバーでもある新村さんと高柳さんは「前回の作品を超えるために考えてきた。2連覇できてうれしい」と喜んだ。

北日本新聞社

最終更新:1/11(木) 23:54
北日本新聞