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【CES2018】日産が提案する脳とクルマをつなぐ技術で「うまいドライバー」の基準は変わるか?

1/11(木) 11:45配信

carview!

いまや家電の見本市から人工知能など先端技術のショーとして自動運転などクルマの最新テクノロジーが発表されるショーというイメージさえあるCESが開幕した。いまや単なる自動運転では耳目を集めることはできないと、各自動車メーカーは独自のテクノロジーやアイデアをアピールしている。その中でも注目したいのは日産自動車が発表した、脳波を活用した運転支援技術だろう。

【脳波測定による運転支援技術の説明動画】

日産では「Brain to Vehicle(B2V)」と呼ぶ、このハイテクノロジーは、ヘッドセットを装着することでドライバーの脳波を測定・解析することでドライバーの意思に沿った運転を実現することをサポートするというもの。自動運転時においてはストレスを低減し、マニュアル運転時にはドライビングプレジャーを高めることができる技術だ。

現時点で、すぐさま市販車に搭載されるといった技術ではないが、まさしく「思い通りのドライビング」がリアルになる未来は近づいている。それは自動運転であっても、だ。頭の中でイメージした理想的なドライビングにマッチするよう車両側で挙動を生み出すといった制御も可能になるだろう。そうなると、同じ自動運転技術であっても、パッセンジャーのイマジネーションによってクルマの動きが変わってくる可能性も出てくるだろうし、自動運転をうまくスムースに走らせることができる特別な能力というのも生まれてくるかもしれない。

現実的なマニュアル運転テクニックにおいても理想的な走りのイマジネーションと、それを実現できるスキルが求められるが、どうしても後者の能力が重視されがちだ。しかし、日産の「B2V」テクノロジーは、イマジネーションの重要度が増すことを想像させる。そうなったときに、どのような能力を持っていることが「優れたドライバー(パッセンジャー)」の条件となるのだろうか。

(文:山本晋也)

株式会社カービュー

最終更新:1/11(木) 13:18
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