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【インド】起亜の販売網開拓、親会社に思わぬ打撃

1/12(金) 11:30配信

NNA

 韓国の自動車メーカー起亜自動車のインドにおける販売網の開拓が、親会社の現代自動車に「思わぬ一撃」を加えた。起亜が実施したディーラー(販売代理店)向けの誘致説明会で、現代の既存ディーラー約60店が設置を表明。現代がこれらの店舗に対して申請を取り下げるよう強く命じたもようだ。ビジネス・スタンダードが10日伝えた。
 両社ともコメントを控えている。起亜は昨年8~9月、首都ニューデリーなど4都市以上でディーラーの誘致説明会を実施。マージンが好条件だったため、数百社が関心を示した。その中に現代の既存ディーラー60社が含まれていた。起亜は当初、150~200店舗体制で販売を始めるとみられるが、同60社は既に申請を取り下げたようだ。
 現代のインド法人ヒュンダイ・モーター・インディア(HMIL)のクー社長は昨年、「両社は別々の会社」と強調。「経営の全てが異なり、DNAも違う」と話していた。
 起亜は昨年4月、南部アンドラプラデシュ州で700億ルピー(約1,200億円)を投じて年産能力30万台の工場を建設すると発表。2019年7月以降に稼働させ、小型セダンと小型スポーツタイプ多目的車(SUV)を生産する方針を示した。
 現代は、インド市場では新車販売台数(出荷ベース)でマルチ・スズキに次ぐ2位の地位を確立している。

最終更新:1/12(金) 11:30
NNA