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オレが遊撃獲る!阪神・西岡、1軍C濃厚 左アキレス腱断裂から完全復活へ

1/12(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 左アキレス腱断裂からの完全復活を目指す阪神・西岡剛内野手(33)が2月1日から始まる春季キャンプで沖縄・宜野座の1軍スタートが濃厚であることが11日、分かった。大和内野手(30)がDeNAにフリーエージェント(FA)移籍したことにより、遊撃争いはキャンプ最大級の焦点。13年ぶりとなるリーグ優勝へ、“劇薬”となる。

 誰もが、この瞬間を待っていた。西岡が2年ぶりに宜野座に帰ってくる。激しく、鋭く、頼もしいスピードスターが、金本政権3年目のスパイスになる。

 球団関係者が「1軍につれていく方向で調整している」と2月1日から始まる春季キャンプでの西岡について、宜野座発進となる見通しを明かした。

 西岡は2016年7月の巨人戦で左アキレス腱を断裂。昨春のキャンプは2軍の高知・安芸だった。懸命なリハビリを乗り越え、昨季は7月に1軍昇格を果たすと32試合に出場。打率・228、5打点も、3盗塁と復活への兆しを証明し、外野も守った。昨秋の高知・安芸キャンプにも全日程で参加して、若手に交じって、泥にまみれた。

 8日に西宮市内のホテルで行われたスタッフ会議後、金本監督は1、2軍の振り分けについて「これはまだ、ヒミツ。ヒミツ、ヒミツ」と明言しなかったが宜野座組のリストに西岡の名を刻んでいた。1月下旬のコーチ会議を経て、正式に決まる。

 遊撃争いへ本格的に加わりそうだ。先の関係者は「西岡にとって、勝負の年になる。どのポジションでもやる…という相当な覚悟をもっているようだ」とうなる。大和がDeNAにFA移籍し、現状、遊撃のレギュラーは白紙。打撃の向上を目指す北條はこの日、愛媛・松山自主トレで今年の一文字を「勝」と書き、気合十分。昨季はけがに泣いた2年目の糸原も虎視眈々と狙う。西岡は昨秋のキャンプでは遊撃でノックを受けており、大激戦区のダークホースとして浮上する。

 2015年の宜野座。二塁のレギュラー奪回を目指す西岡はライバル・上本と火花を散らせる形となった。シートノック1本目から上本を手で制し、捕りにいくなど、闘争心をあらわにした。

 この姿こそ今、金本監督が求めているもの。新スローガン「執念」を誰よりも体現するのが、西岡。“劇薬”になれば、さらにチームは活性化する。競争激化で、13年ぶりとなる優勝に近づく。

 昨年12月の契約更改時には西岡は「2月1日のキャンプから勝負が始まっていく。スキがあるポジションをどん欲に狙う」と宣言した。その言葉通りハングリー精神ムキ出しの姿が、南国の青空の下でみられそうだ。