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文京・菊坂跡見塾で新春かるた会 女子大図書館が一葉ゆかりの旧伊勢屋質店で /東京

1/12(金) 19:30配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 文京・本郷の菊坂跡見塾(文京区本郷5)で1月6日、「第2回菊坂かるた会」が開催された。跡見学園女子大学図書館の主催。(文京経済新聞)

模範競技の様子

 会場の菊坂跡見塾は、2015年に同学園が取得・保存し、2016年3月に区指定有形文化財に指定された樋口一葉ゆかりの旧伊勢屋質店。

 当日は、全日本かるた協会による競技かるたの模範競技の後、同協会と同学園の学生らによる大会が公開された。

 模範競技では、同協会A級の吉田康隆さんと山賀真理さんがはかま姿で対戦。同学園の学生らが見守る中、同協会による説明を挟みながら行われた。終了後、学生から「A級になるまでどのくらいかかりましたか?」と質問があり、「まず100枚覚えて、それから2年2カ月で」「大学に入った時に始めて、1年ほどで」と、それぞれが応える場面も見られた。

 運営は、同大かるた愛好会の学生が担った。同図書館ボランティアチームの「かるた部会」から始まった同会。学園祭でパフォーマンスを披露するほか、小学生向けのワークショップを開いたり、近隣中学のかるた大会の読手を担うなど、地域と連携した活動も行っている。

 同館課長の貴堂直さんは「(かるたを)取って、読んで、そして自分で歌を詠むことは(学祖跡見花蹊の)教育の原点に通じるものがある。生きた教養として全ての学生に浸透させたい」と話す。

 日本有数の百人一首コレクションを誇り、現在約3000点の百人一首を所蔵する同館。同かるた会は、その資料を広く地域の方々に親しんでもらう目的で、2017年から行っている。

 2月4日には肥後細川庭園松聲閣(目白台1)、同24日には文京シビックセンター(春日1)で、百人一首のパネル展示があり、同館所有のコレクションの一部も見られる。

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