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阪神ドラ1馬場 侍魂受け継ぐ、WBC連覇の展示に感銘「自分も」

1/12(金) 10:06配信

スポニチアネックス

 日本野球機構(NPB)の新人選手研修会が11日、都内のホテルで行われ、阪神の新人7選手も参加。ドラフト1位・馬場皐輔投手(22=仙台大)は、午前中に訪れた野球殿堂博物館で、侍ジャパンが世界一に輝いた06、09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の展示品を目の前にし、その偉大さを改めて実感した。

 「日本を代表する名選手の方々、殿堂入りされている大先輩の方々の記録、歴史をすごく実感できました。WBCでは、2回も優勝して日本の野球を世界に発信した。それを生で見られたのは自分にとって大きなこと」

 06年は小学5年、09年は中学2年だった馬場は、モニターから流れる当時の映像にタイムスリップしたかのように目を輝かせた。まだ、実績こそないが、同じ舞台に立つことが夢でないところまで来たのも、また確かだ。

 「自分もそこまで頑張りたい、という気持ちはあります。でも、今は高望みはせず、プロとしての意識を大事にしたい」

 偶然にも午後の講演では、2大会ともに侍ジャパン代表に選出され、連覇に貢献した岩村明憲氏(現BC福島監督)が講師役を務めた。WBCのみならず、プロで生き抜く術を聞いた馬場の心は震えた。

 「信念を持ってやっていかないといけないと。失敗からたくさん勉強して、成長していく。その過程が大事だと。すごく内容の濃い一日でした」

 これからスタートするプロ野球人生において「侍魂」は貴重な財産となった。岩村氏からは「東京五輪は君たちの世代が中心となって活躍してほしい」とエールも送られたが「結果として徐々に求めていけばいい。まだそのレベルじゃないので、まずはプロでやっていくという自覚を持っていきます」と足元を見据えた。千里の道も一歩から――。まずは先発ローテーション入り。そこから先に、世界の舞台が見えてくる。(巻木 周平)