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西武再建に手腕=関根商工中金次期社長

1/12(金) 21:00配信

時事通信

 政府系金融機関、商工中金の次期社長に西武ホールディングス(HD)傘下プリンスホテル常務の関根正裕氏(60)が3月27日付で就任する。関根氏はみずほフィナンシャルグループ出身。西武HDの再上場やプリンスホテルの経営再建で手腕を発揮してきた。

 3行統合で誕生したみずほの前身である第一勧業銀行時代は、1997年の総会屋利益供与事件の際に広報として、混乱の収拾に当たった。元同僚は「不祥事の対応で矢面に立ったが、腹が据わっていた」と振り返る。「4人組」として行内改革の先頭に立ち、みずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)副頭取から西武に転じ、社長となった後藤高志氏と行動を共にした。

 有価証券報告書虚偽記載で上場廃止となり、経営危機に陥った西武鉄道に移り、後藤氏の右腕として、プリンスホテルなどグループの再建を主導してきた。

 民間銀行出身で、不祥事など危機管理の経験があり、経営再建でも実績を残していることから国の危機対応融資の不正に揺れる商工中金の立て直しに適任と判断された。関根氏は12日、「西武グループで再生に取り組んできた貴重な経験を生かし、全身全霊をささげる覚悟で取り組む」とコメントを発表した。 

最終更新:1/12(金) 23:28
時事通信