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学力検査2020年3月4日 県立高の新入試制度 前期選抜試験

1/12(金) 10:34配信

福島民報

 福島県教委が2020年度に導入を目指す県立高校の新入試制度で、初年度は2020年3月4日から25日までの22日間に試験と合格発表を集約する見通しとなった。自己推薦の特色選抜と学力重視の一般選抜などを同じ日程で行う「前期選抜」の学力検査は4日となる。合格発表は16日。受験できるのは1校だが、特色、一般両選抜での出願が可能となる。さらに、同1校内の異なる学科を受けられるようにする方向だ。
 入試制度を審議していた県立中学校・高校入学者選抜事務調整会議が11日、県教委に最終報告書を提出した。
 新制度の対象となるのは現在の中学1年生以下で、試験と合格発表の期間は現行の40日程度から22日に短くなる。特色、一般両選抜に加え、地元の連携中学校から優先的に生徒を受け入れる連携型選抜とも試験期間は3日間で、いずれも初日に学力検査を実施する。2日目以降は面接や実技試験を行う。
 現在の1期選抜の試験と合格発表は2月上旬で、内定者は3学期の早い段階で受験勉強を終えるため、高校入学までの学習意欲をどう保つかが課題となっている。試験日程を3月13日の卒業式前後の短期間に集約し、学習意欲継続につなげる。
 前期選抜で出願できるのは1校のみで、(1)特色選抜のみ(2)一般選抜のみ(3)特色、一般の両方―のいずれかで受験する。(3)の場合、仮に特色選抜で不合格となっても、一般選抜枠で合否判定の対象となる。
 調整会議の菅野誠委員長が訪れ、県庁で鈴木淳一県教育長に最終報告書を提出した。県教委は今年度内に新入試制度の基本方針を決定し、新年度中に実施要項を策定する方針だ。
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 連携型選抜の募集定員枠は現行の「30%以上」を確保し、地元生徒の定着を促していく。3期選抜に当たる「後期選抜」は現行方式のまま継続する。

福島民報社

最終更新:1/12(金) 11:29
福島民報