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「ペルーと日本に貢献」 四日市大で経済経営特殊講義 卒業生の野内さん語る 三重

1/12(金) 11:00配信

伊勢新聞

 【四日市】日本と南米・ペルーとの架け橋役となって奮闘する野内セサル良郎さん(42)=愛知県名古屋市=が10日、三重県にある母校の四日市大で講演した。

 野内さんは、ペルー共和国・クスコ市出身の日系ペルー3世。移民としてペルーに渡り、マチュピチュ村の発展に尽力した初代村長、故野内与吉氏(1895―1969年)の孫で、祖父のふるさと福島県・大玉村に開設した「野内与吉資料館」の館長であり、日本マチュピチュ協会の会長も務める。

 テーマは「成功への一歩~ペルーから日本へ~」。自身も家計を支えるために16歳で祖国を離れ、来日した。自動車関連の工場で働きながら、四日市市内の定時制高校から同大学の経済学部経営学科へと進み、卒業後に勤務した銀行や日本企業へ転職した経験などを振り返った。

 また、祖父の功績を後世に伝える同資料館をつくるために、活用したインターネット上で資金を集めるクラウドファンディングについても説明した。

 野内さんは「学生時代に諦めないで、自分なりに頑張って今がある。祖父の思いを受け継いで、ペルーと日本の発展のために貢献したい」と話した。

 講演は、経済経営特殊講義としてあり、学生のほか、OBなど約20人が耳を傾けた。

伊勢新聞

最終更新:1/12(金) 11:00
伊勢新聞