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疲労回復、メタボ予防には鶏むね肉よりアノ肉!?

1/12(金) 11:45配信

投信1

超高齢社会で健康食品ブーム到来

日本は超高齢社会だ。超とついているのは、大げさに言っているわけではなく、WHO(世界保健機構)と国連により定義されている。全人口の65歳以上が占める割合が7%を超えると「高齢化社会」になり、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれているのだ。

日本は1970年にすでに高齢化社会になっており、1995年には高齢社会、さらに2010年には世界に先駆けて超高齢社会に突入した。2025年には30%を超えると言われている。

こうした超高齢社会では健康に気を使う人が増加するため、テレビCMや通販番組では、多くの健康食品を販売している。

疲労回復効果があるとされるタウリンだが……

健康食品のなかでも、疲労回復をうたったエナジードリンク(栄養ドリンク)は人気が高い。今までは製薬会社が製造・販売していた、あの小さな茶色の瓶に入ったものが定番だったが、海外のエナジードリンクが参入してきたことにより再ブームになった。

エナジードリンクの多くに配合されているのがタウリンだ。タコやイカ、牡蠣に多く含まれていて、疲労回復効果があるとされている。しかし、疲労回復の科学的根拠はないというのだ。

疲労回復、メタボ予防効果があるバレニンとは?

近年ブームとなったもののなかに、鶏むね肉がある。鶏肉には疲労回復効果のある「イミダゾールジペプチド」が豊富に含まれており、さらに栄養価が高いのにもかかわらず低カロリーで、しかも低価格だから人気が出た。

肉体疲労や精神疲労の原因となるのが活性酸素で、これを消去する抗酸化物質がイミダゾールジペプチドと言われている。ジペプチドとはアミノ酸の集合体のことで、イミダゾールジペプチドは「ヒスチジン」と「アラニン」という2つのアミノ酸が結合したもの。

成分として鶏肉に多く含まれている「カルノシン」や、マグロやカツオなどの回遊魚に多く含まれている「アンセリン」が有名で、最近の研究結果から「バレニン」にも注目が集まっている。

バレニンは疲労物質の発生を抑えるだけでなく、効率的に体脂肪を燃やすため、メタボ予防の作用があるとも言われている。さらに筋肉耐久力の向上も期待できるというのだ。

このバレニンを多く含んでいるのがクジラ肉だ。鶏肉や豚肉にも含まれているが、バレニンの含有量を比較すると、100gあたり鶏肉5mg、豚肉48mg、イワシクジラ肉1285.3mg(データは釧路水産試験場の『平成21年度事業報告書』から)で、鶏肉と比べて250倍以上も多い。

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最終更新:1/12(金) 12:00
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