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iDeCoって話題ですが、いったい何が注目されているんでしょう?

1/12(金) 12:10配信

ファイナンシャルフィールド

人生100年時代と言われるようになりましたが、果たして私たちはビジョンを持って「人生100年」を受け止めているでしょうか?この対談企画では、心とお財布を幸せにする専門家である山中が、様々な分野の方にお話しをお聞きし人生100年のビジョンを読者のみなさんと作り上げていきたいと考えています。

今回は、厚生労働省年金局 企業年金・個人年金課長の青山桂子様 (以下敬称略)に100年時代を支える自分年金「iDeCo(イデコ)」と公的年金についてお話を伺いました。

厚生労働省のお仕事ってどんなことをしているんですか?

□ 山中
青山様、今日はどうぞよろしくお願いします。青山さんには、iDeCoのイベントで何度かご一緒させていただいたり、省内のiDeCoセミナーに講師として呼んでいただいたりとお世話になっているわけですが、やはり一般の方にとって厚生労働省というお役所の仕事って、分かりにくいと思うんですよね。なので、まずは厚生労働省年金局というところのお仕事を教えて下さい。

■ 青山
分かりました。厚生労働省年金局では公的年金と私的年金の二つの制度を担当しています。公的年金は国が支える年金、私的年金は自助努力で支える年金です。まず公的年金ですが、国民年金、厚生年金といった公的年金全般を受け持っている国の中央省庁ですので、公的年金の制度の企画立案をしています。

また公的年金の積立金はGPIFという法人が運用していますが、その運用に関する様々な業務もやっています。公的年金の給付、現役世代の保険料の徴収の実務も担当です。実際この実務をやっているのは日本年金機構という法人ですがそれに対して厚生労働省年金局で監督をして適正に制度が運用されるよう、日々仕事をしています。

□ 山中
わぁ、幅広いお仕事なんですね。国の年金も、私的年金もお金の運用も給付も徴収も!まさに年金制度全般をやっていらっしゃるんですね。

■ 青山  
そうですね。年金と呼ばれる制度はほぼ全部年金局というところでやっています。その中でわたしが担当してるのが『私的』な年金です。自助努力であるiDeCoを含む確定拠出年金などの制度で、わたしがいる企業年金・個人年金課という課ではそういう私的年金の部分を担当しています。

□ 山中
企業年金というと、会社独自の福利厚生制度ってイメージなんですが、企業年金の方はどういう形で関わられるんですか。

■ 青山  
企業年金は、確定給付企業年金という制度や、確定拠出年金も企業がやられるパターンがありますがそれらに対する監督ですね。年金基金さんとか企業さんが法令に沿ってきちっと企業年金を運営しているか、監督する仕事をしています。

□ 山中
なるほど、企業年金には厚生年金基金、確定給付企業年金(DB)、確定拠出年金(DC)の3種類がありますがそれらの監督なんですね。そして個人が任意で加入できるiDeCoもですから、本当に幅広いですね。

■ 青山  
併せてまさに山中さんもやっていただいているような制度の普及、つまり公的年金・私的年金を通じて国民の方によく理解していただけるような分かりやすい広報というものも、今頑張って取り組んでいるところです。

□ 山中
じゃあ、広報活動も青山さんの管轄でいらっしゃるんですか。

■ 青山  
はい、私的年金制度の広報の方の担当です。年金制度として言えば、ちょうど11月30日が年金の日でした。

□ 山中
11月30日は「いいみらい」で年金の日でしたね!
厚生労働省さんの年金のホームページって、結構いろいろ企画があったりしますよね。漫画で年金を分かりやすく説明していたりとか・・。

■ 青山  
それでも理解しにくい部分や不安が年金に対してはあるかもしれないですね。今回、年金の日を機に新しくねんきん情報アプリというものを作ったりして、より深く分かってもらうよう、常に努力をしています。

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