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「医療費控除(病院) vs セルフメディケーション税制(OTC医薬品)」どっちがお得? どっちを選べばいいの?

1/12(金) 10:00配信

マネーの達人

セルフメディケーション税制

2017年(平成29年)1月1日からスタートした「セルフメディケーション税制」は、セルフメディケーションの推進を目的としています。

WHO において

「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当すること」

と定義されています。

セルフメディケーションを推進していくことによって、個々の自発的な健康管理や疾病予防の取組を促進し、医療費の適正化にもつながります。

■期間限定制度

健康診断などを受けている人が、一定のスイッチOTC医薬品を購入した際に所得控除(医療費控除の特例)を受けられるようにしたものです。

この制度の実施は、2017年(平成29年)1月1日~2021年(平成33年)12月31日と期間が限定されています。

■スイッチOTC医薬品とは

Over The Counterの略。

医師によって処方される医療用医薬品から、ドラッグストアで購入できるOTC医薬品に転用されたOTC医薬品のことです。

「医薬品」はカウンター越しにアドバイスを受けた上で購入できる薬、というところから由来しています。

・ かぜ薬
・ 頭痛薬
・ 胃腸薬
・ 鼻炎用内服薬
・ 水虫・たむし用薬
・ 肩こり、腰痛、関節痛の貼付薬

など、多様な薬が市販されています。

セルフメディケーション税制は「節税」、「時短」の味方

「医者が近くにいない」
「待つ時間が長い」

などの理由で軽症の病気やケガの手当てを市販薬で済ませる人。

・ 少し具合が悪い
・ 花粉症やかぜのように決まった季節症状

などで病院へ行く人。

「スイッチOTC医薬品」利用し、軽度な身体の不調を自ら手当てすることにより、健康や時間や税金の節約に役立ちます。

セルフメディケーション税制は「自分の健康を自分で守る人」を応援する制度です。

セルフメディケーション税制の対象OTC医薬品とは

セルフメディケーション税制には、全てのOTC医薬品が対象になるわけではなく、医療用医薬品でも使われている83成分を含む約1600品目(平成29年11月16日時点)のOTC医薬品が対象です。

なお、対象成分を含有する品目であっても、薬局製造医薬品(薬局製剤)は、セルフメディケーション税制の対象外です。

厚生労働省の ホームページに品目が掲載しているほか、一部の製品(全ての製品ではないので注意が必要)については対象医薬品のパッケージにこの税制の対象である旨を示す【共通識別マーク】が掲載されています。

また、薬局では、コーナーを設け陳列したり、プライスPOPやレシートなどにセルフメディケーション税制対象商品であることを表示するような工夫をされているところもあります。

■セルフメディケーション税制は、従来の医療費控除との選択適用

セルフメディケーション税制は医療費控除の特例であり、従来の医療費控除との選択適用ですので、いずれか一方を選択して適用を受けます。

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最終更新:1/12(金) 10:00
マネーの達人