ここから本文です

ダルビッシュとイチローの移籍はなぜ決まらない? MLB移籍事情を読み解く

1/12(金) 18:10配信

VICTORY

MLBの移籍市場が異常事態を迎えています。春季キャンプまであと1カ月を切った現在、120人以上のフリーエージェント選手の行き先が決まっていません。アメリカでは、ストーブリーグが冷え込む原因を探るニュースが溢れ、MLB公式サイトでは未所属選手のオールスターを選出するなど、「移籍市場の停滞」が大きな話題になっています。

MLBの移籍市場が停滞する理由は「買い控え」?

今オフの移籍の目玉といわれているダイヤモンドバックスからFA宣言したJ.D.マルティネス、前ロイヤルズのエリック・ボズマーら大物たちの移籍交渉が遅々として進まず、多くのファンがしびれを切らせています。イチロー外野手、上原浩治投手、青木宣親外野手ら日本人選手もいまだ所属先が決まっていません。前代未聞といっていい移籍市場の停滞は一体なぜ起きているのでしょう?

横浜DeNAベイスターズ前社長の池田純氏は、今季の移籍市場が「動かない理由」には複数の要因が絡んでいると言います。

「一つ大きいのは、2018シーズン終了後に超大物のFA移籍が控えているといわれていて、来年に向けての“買い控え”みたいなものが起きているということですよね」

池田氏は目に見えやすい要因として、MLB最高の左腕と評されるクレイトン・カーショウ(ドジャース)、26歳でFA資格を得ることになるブライス・ハーパー(ナショナルズ)らが市場に出るため、超大型契約が複数誕生するのではと予想されている来季を見据えて、各球団が積極的に動いていないことを指摘します。

今季の移籍に動きがないこともあり、アメリカでは早くも来季のオフに目を向けるファンも少なくありません。6年2億650万ドル(約254億円)でダイヤモンドバックス入りしたザック・グレインキー、デビッド・プライスが7年2億1700万ドル(約266億5000万円)でレッドソックスと契約した2015シーズンオフ以上の大型契約に期待する声が高まっています。

1/3ページ

最終更新:1/13(土) 10:54
VICTORY

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合5/23(水) 4:20