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レギュラー確保の川島永嗣、求められるは昨季に続くチームの大挽回【海外日本人前半戦総括】

1/12(金) 18:10配信

GOAL

経験値の川島と生え抜きのディディヨン

川島永嗣(メス)
前半戦結果:11試合に先発フル出場(2勝1分8敗)、22失点。
チーム内序列:トマ・ディディヨンと第1GKの座を競っていたが後半戦はレギュラー確保へ
前半戦採点:70点
後半戦の目標:ゴールの番人としても、メンタル面でもチームを支え、リーグ・アン残留を手にいれること。
文=小川由紀子

今季のメスのゴールマウスにはどちらが立つことになるのか?

入団初年度の昨季、出場の確約がなかった状況を覆して終盤の4月からゴールを守り、1部残留に貢献した経験豊富な川島永嗣か、あるいは昨季の第1GKでクラブ生え抜きの若手、トマ・ディディヨンか。

今シーズンの開幕前、メディアや批評家たちも確信が持てていなかった。新シーズン展望といった企画でも、メスのGK欄には、『KAWASHIMA/DIDILLON』というように、両者を並べて記していたのを複数目にした。

しかして、8月5日の開幕戦、対ギャンガン戦でゴールマウスに立ったのは、ディディヨンだった。しかしながらフィリップ・ヒンシュベルジェ監督の心が決まっていたわけではなく、4節から2試合は川島が、その後はまたディディヨンが、というように、2人は交互にピッチに立った。

不安定だったのはクラブの成績も同様で、開幕から連戦連敗で最下位に沈むと、10節のディジョン戦に敗れたタイミングでヒンシュベルジェ監督は更迭。後任にはかつてル・マンで松井大輔を指導したフレデリック・ハンツが着任したが、新指揮官もすぐにはどちらをナンバー1GKとするか決めることはできず、交代制は監督交代後も続いた。

このように頻繁にGKが変わる状況はチームにも本人達にも好ましくない。ハンツ監督は、12月上旬のニース戦後に今季の正GKを決定すると一度は発表した。しかしその後、「前半戦いっぱい様子を見る」と前言を撤回。

そんな矢先、ディディヨンが腰痛を発症してプレー不能な状態となると、おのずと前半戦の残りの試合は川島がゴールを守ることになった。ディディヨンの腰痛は椎間板ヘルニアであると診断され、1月9日、クラブはディディヨンが手術での治療を選択したことを公式リリースで発表した。22歳の将来有望株は少なくとも数週間は離脱することになる。

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最終更新:1/12(金) 18:10
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