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最近は声掛けてくれる人増えた 盲導犬連れた男性のJR蕨駅転落事故1年 市長ら「皆で優しい声掛けを」

1/12(金) 10:30配信

埼玉新聞

 昨年1月14日、盲導犬を連れた男性=当時(63)=がJR蕨駅のホームから転落して死亡した事故から間もなく1年。埼玉県蕨市の頼高英雄市長らが11日、同駅前に立ち、乗降客に「痛ましい事故を繰り返さないよう、皆さんで優しい声掛けを」と訴えた。

 市長の隣には、盲導犬リックを連れた視覚障害者者の大井田弘子さん(57)が並んだ。県視覚障害者福祉協会の理事で川口支部会長の大井田さんは「私もブラインド卓球の練習や小中学校への講演のため、普段は週2、3回、蕨駅を利用する。最近は声を掛けてくれる市民が増えた。見守ってくれているのを実感する」と話した。

 頼高市長は「あの事故の後にも、残念ながら全国で同じ事故が起きている。少しでもなくさなくてはいけない。声掛け講習会を開くなど、地道な努力を続けたい」と話した。

 蕨駅の事故などを契機に、JR東日本はホームドアの設置を進めている。蕨駅のホームドア設置は2019年度中だという。

最終更新:1/12(金) 10:30
埼玉新聞