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次世代に飛躍する千葉時代の幕開け 【新春放談2018】(上)

1/12(金) 13:37配信

千葉日報オンライン

2018年の幕開けに今年の千葉県の展望を語り合う「新春放談」。今回は「次世代への飛躍~光り輝く千葉を目指して~」をテーマに、森田健作知事や佐久間英利千葉銀行頭取、小林敏也京成電鉄社長が、2020年の東京オリンピック・パラリンピック(オリ・パラ)の準備やチバニアン(千葉時代)の吉報に沸く千葉県のさらなる躍進へ意見を交わした。

出席者
森田 健作氏 千葉県知事
佐久間 英利氏 千葉銀行取締役頭取・千葉県経済同友会代表幹事
小林 敏也氏 京成電鉄代表取締役社長

司会
萩原 博 千葉日報社代表取締役社長

アシスタント
長谷部真奈見

◆17年を振り返って

 萩原 あけましておめでとうございます。昨年11月には市原市の地層が地球の歴史の一時期の境界を示す貴重なものと分かり、チバニアンと命名される見通しとなりました。

 長谷部 チバニアンは世界に光り輝くニュースとなっています。2018年「新春放談」は、ゲストの皆さんから「次世代へ飛躍する輝く千葉づくり」をお話しいただきます。

 萩原 昨年は県にとってどのような年でしたか。

 森田 昨年3月の知事選で多くのご支持をいただき、3期目も全力で頑張ろうと心を新たにしたところです。

 そして、次世代のことをしっかり考えようと、10月に新たな総合計画「次世代への飛躍 輝け!ちば元気プラン」を策定しました。人口減少、少子高齢化などの問題を一つ一つ解決していきたいと思っています。

 オリ・パラまで3年を切りました。役割分担や費用負担の大筋合意で、大会準備も加速しました。また、3年前イベントの開催で大会に向け大いに盛り上がりました。

 東京湾アクアラインは開通から、20周年を迎えました。アクアライン割引の実現で交通量が2・2倍となり、木更津周辺の人口が増えました。大規模商業施設が出店し、雇用が5千人以上増え、小学校も33年ぶりに開校しています。アクアライン割引の継続により、本県のみならず、首都圏に大きな経済効果をもたらしているところです。

 それからチバニアン。千葉県の大事な宝にして、次世代に引き継いでいきたいと思います。

 萩原 千葉銀行にとってはどうでしたか。

 佐久間 昨年は当行にとり、将来にわたって成長していくための新たな一歩を踏み出した年となりました。昨年4月から第13次中期経営計画をスタートさせています。

 さらに、埼玉県が地盤の武蔵野銀行と「千葉・武蔵野アライアンス」を推進し、首都圏全体でシェア拡大を目指しています。昨年4月にはちばぎん証券が武蔵野銀行と金融商品仲介業務を開始し、埼玉県内に4店舗をオープンさせました。法人部門でも昨年10月に共同で事業承継ファンドを設立し、サポート態勢を整えました。

 先進的な金融サービスを調査研究する目的で発足した地銀6行の「TSUBASA(つばさ)アライアンス」は地域の枠を超えた連携を進めています。昨年4月、6行の共同出資会社「T&Iイノベーションセンター」がフィンテックビジネスコンテストを初めて主催しました。これをきっかけに、地方創生につながるビジネスをひとつでも多く実現させたいと考えています。

 また、女性の活躍を広く促すため、「輝く女性の活躍を加速するちばのリーダーの会」発足の呼びかけを行いました。今後も県や県内企業・団体と連携を深めたいと考えています。

 萩原 小林社長にも伺います。

 小林 私は昨年6月に京成電鉄社長に就任しました。京成グループは鉄道・バス・タクシーの運輸業がコア事業ですので、安全・安心を第一に、業績向上に努め、千葉県発展に貢献したいと思います。

 昨年は訪日外国人の増加に伴い、鉄道事業が好調でした。11月1日には「スカイライナー」をご利用のお客さまが、2010年の成田スカイアクセス開業からおよそ7年で2500万人を達成しました。また、成田空港と東京駅を結ぶ格安高速バス「東京シャトル」も、7月6日に500万人を達成しました。

 県と連携した沿線観光スポットを巡る日帰りツアーの実施や「成田開運きっぷ」等の発売を通じた沿線への誘客のほか、沿線の人口増へ千葉市と習志野市でマンションも分譲しました。

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