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3月から所持品検査 来庁者に横浜地裁

1/12(金) 20:35配信

カナロコ by 神奈川新聞

 刃物などの危険物の持ち込みを防ぐため、横浜地裁は3月から、一般の来庁者を対象に入庁時の所持品検査を実施する。日本大通り側(東側)の出入り口にゲート式の金属探知機を設置。一方、みなと大通り側(西側)の出入り口は終日閉鎖し、利用できないようにする。

 今回所持品検査を導入するのは地裁本庁のみで、川崎、相模原、横須賀、小田原の各支部、横浜家裁は対象外。来庁者に金属探知機をくぐってもらった後、警備員がバッグの中身を確認する。

 昨年2月に大阪地裁で、被告の女が判決時に包丁を隠し持っていたことが発覚。同6月には仙台地裁で、被告の男が傍聴席の警官2人を切り付け重傷を負わせる事件も発生した。

 こうした事態が相次いだことから、横浜地裁は所持品検査の導入を決定。スペースに余裕のある日本大通り側に出入り口を絞り、みなと大通り側は閉鎖することにした。

 横浜地裁によると、同様の所持品検査は東京や大阪、福岡、札幌の各地高裁などで実施済み。さいたま地家裁や千葉地家裁でも導入が検討されている。

 植村稔所長は「安全安心な裁判所として利用いただくため理解と協力をお願いしたい」とコメントした。