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県在住タイ人、組織化で密に 14日「サワディー佐賀」発足

1/12(金) 17:39配信

佐賀新聞

 佐賀県在住のタイ人のネットワーク「サワディー佐賀」が14日、発足する。県内では留学生ら約80人が暮らしており、気兼ねなく交流や生活相談できる環境をつくろうと、国際協力に取り組む市民団体が中心となって組織化を進めてきた。増加するタイ人観光客への「おもてなし」のサポート役としても力を発揮してもらいたい考えだ。

 組織化のきっかけは昨年10月、県の主催で開かれた「タイフェア」。伝統舞踊や料理を通じ、文化交流した。フェアに携わった認定NPO法人「地球市民の会」の山路健造さん(33)は「留学生同士でも学校が違えば顔を知らなかった。タイ語で会話できる環境を楽しんでくれた人もおり、横のつながりの重要性を感じた」と、今回の組織化で連携を図る。

 県内に住むタイ人は2016年12月末時点で83人。タイからの観光宿泊客については、映画やドラマのロケが県内で実施されてきた影響で、13年の延べ370人から16年の5830人へと大幅に伸びている。

 サワディー佐賀では定期的な交流会のほか、観光面で通訳・翻訳の補助が必要な場面があれば人材紹介などもしていく計画。タイに関心がある日本人の参加も呼び掛けている。

 14日は午後3時から、佐賀市の佐賀商工ビル7階で設立総会を開く。山路さんは「将来的にはタイ人だけで自走できるようになり、佐賀在住のほかの外国人にもこうした動きが出てくれば」と展望する。

 問い合わせは地球市民の会、電話0952(24)3334。

最終更新:1/12(金) 17:39
佐賀新聞