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日慢協、急性期病院に「派遣リハビリ」を提案 - 寝たきり減少へ、発病後すぐセラピストを

1/12(金) 14:05配信

医療介護CBニュース

 日本慢性期医療協会(日慢協、武久洋三会長)は11日の定例記者会見で、「派遣リハビリテーション」を提案した。武久会長は、高度急性期病院にはセラピストが少ないため、地域のリハビリ病院からセラピストを派遣し、発病とともにリハビリを開始できれば、寝たきりを大きく減らせると訴えた。【大戸豊】

 高度急性期病院の中には、ICUからリハビリを始める病院がある一方で、多くの高度急性期病院にはリハビリ専門医がほとんどおらず、特に公立病院の場合、職員定員の縛りもあってセラピストを十分雇用できていない。

 今回日慢協では、セラピストが十分にいるリハビリ病院から、急性期病院にセラピストを派遣できる仕組みをつくり、リハビリ専門医の訪問についても評価するほか、派遣を受け入れた急性期病院側にも加算を付けることを提案した。
 武久会長は、急性期病院に脳卒中の患者が入院すれば、すぐにリハビリ病院に連絡が行き、セラピストを派遣するイメージだとした。

 また、2018年度診療報酬改定では、特別養護老人ホームに配置医以外の医師が休日・夜間に訪問すると評価されることになっているが、それと同じ考えで「リハビリの機能が少ない急性期病院に必要なサービスを派遣するのは当然」と訴えた。

 また、急性期病院のリハビリ環境を変えれば、急性期病棟だけでなく、回復期リハ病棟でも入院期間が短縮し、在宅復帰も増えることで、介護保険施設への入所者は減少すると述べた。

CBnews