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パン祖のパン祭、過去最多の510件応募―伊豆の国

1/13(土) 13:07配信

伊豆新聞

 ■4部門で高校生コンテスト 6次化推進企画も 

 伊豆の国市の「第12回パン祖のパン祭」(実行委員会主催)が20、21日、韮山時代劇場で開かれる。メインの全国高校生パンコンテストは過去最多の38校510件の応募があり、書類審査で選ばれた24人が4部門で競う。地元農産物を商品化して付加価値の向上を目指す「市6次化推進プロジェクト」の第1弾として「小坂わせミカン」を使ったパンなどを販売する。

 11日夜にあやめ会館で開かれたプレス発表会で公表された。コンテストは「地産地消」「カリフォルニア・レーズン」「伊豆の国産全粒小麦」「手仕込み」の4部門。第10回パン祭大賞に輝いた県立田方農業高の塩川えみりさん、昨年新人賞を取った愛媛県の武田もも子さん、農業、食品関係の高校ではない埼玉県の中村斐翠さんらが熱戦を繰り広げる。

 同プロジェクト(通称・いずろく)には、田方農業高と市内7店舗が参画。「まるごと小坂みかんパン」「小坂みかんロール」「鶏もも肉の小坂みかんの洋風焼き」などを商品化した。小坂みかん共同農園の協力を得て、昨年11月から取り組んできたという。

 今回初めて小坂ミカンを使ったデザインパンを市民公募した。同祭で大賞を発表、プロのパン職人が実際に製作し会場で販売もする。パン祖展も初開催で、韮山反射炉の8分の1スケールの木製模型、元祖パンのレプリカなどを展示する。同校制作の巨大パンオブジェも飾る。

 杉山大一・大会委員長は「市が主管し、その時期にちょうどサントリー地域文化賞をいただき、いい波に乗っている。パンコンテストのレベルは過去最大になっている。伊豆の国市をパンの町として盛り上げていきたい」と話した。

 日本で初めてパンを作ったとされる江川坦庵公の功績をたたえる祭り。高校生によるパン文化の創出、イベントを通した地域振興への取り組みが評価され、2016年に県東部初のサントリー地域文化賞を受賞した。

 【写説】パン祖のパン祭に向けて団結する実行委員ら=伊豆の国市のあやめ会館

最終更新:1/13(土) 13:07
伊豆新聞