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高梨沙羅3位 W杯54勝目持ち越しも悲壮感なし

1/13(土) 16:38配信

東スポWeb

 ノルディックスキー・ジャンプ女子のW杯第5戦が13日、札幌市の宮の森ジャンプ競技場(HS100メートル、K点90メートル)で行われ、日本勢は合計238・2点の高梨沙羅(21=クラレ)の3位が最高だった。

 高梨は2本とも93メートルのジャンプを揃えたが、マーレン・ルンビ(23=ノルウェー)、カタリナ・アルトハウス(21=ドイツ)の2強をとらえることができなかった。252・9点で今季3勝目を挙げたルンビに、飛距離にして7メートル以上の差をつけられ、W杯歴代単独最多の通算54勝は14日の第6戦に持ち越しになった。

 前日の予選は今季初めて1位となり、好調時の感覚を取り戻し始めていた。しかし、この日は飛び出しでスキー板が跳ね上がり、空中でブレーキになったという。

「昨日と比べると前半でスキーが跳ね上がり過ぎている感覚がある。ビデオを見ながら改善していかないといけない。いま一つ、距離が足りないかなという感覚もある」と課題を見つめた。

 外国勢2人対しては「本当にお強い選手。ツートップがずっと君臨されていると思う」と素直にたたえた。ただ、現状を悲観的には捉えていない。

「壁を乗り越えたいという強い気持ちを持って練習していることが、逆に楽しかったりもする。最近はなかったことだと思います」。W杯個人総合優勝4回の女王は久々に味わう感覚に、自身の成長を期待した。

 この日は父・寛也さんの50歳の誕生日だった。「本当は勝って試合で使っていた手袋をプレゼントしたいなと考えていたんですけど、こういう結果に終わってしまったのでどうしようかと考えています」。親孝行の計画はやや狂ってしまったが、平昌五輪で最高の恩返しをするつもりだ。

最終更新:1/13(土) 16:38
東スポWeb