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<織田裕二>正義を貫く男を演じるのは「疲れます」 「連続ドラマW 監査役 野崎修平」で主演

1/13(土) 19:31配信

まんたんウェブ

 俳優の織田裕二さんが、大手銀行の監査役に扮(ふん)するWOWOWの「連続ドラマW 監査役 野崎修平」(権野元監督)が、14日にスタートする。周良貨さん作、能田茂さん画による経済マンガが原作で、バブル経済が崩壊した1990年代末を舞台に、不良債権を隠し通そうとする銀行、その裏で暗躍する汚職政治家、さらに株主総会にのさばる総会屋を相手に、正義を貫こうと奮闘する銀行員、野崎修平の活躍を描いていく。痛快作だが、野崎が立ち向かう相手は「腹に一物あるくせ者ばかり」で、野崎を演じる織田さんは、「本当に気を抜くシーンがない」と苦笑する。織田さんに、撮影しているスタジオで話を聞いた。

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 ◇不条理と戦う男に「疲れるぞ、大変だぞ」

 織田さんは台本を読んだとき野崎修平という人物を、「不条理と戦う男だな。しかも、カーブとかスライダー、フォークといった変化球を投げるようなキャラクターではなく、真っすぐにしか投げられない愚直な男」ととらえた。

 野崎は、おおぞら銀行地蔵通り支店閉鎖に伴い役員に昇進。取締役が不正を働いていないかをチェックする監査役に就任する。支店長時代は「取引先の相手の顔がきちんと見えている」好人物で、家に帰れば、よくできた妻と17歳の娘がいる。

 そんな男が、新たな役職に就いた途端、やくざまがいの総会屋や、同じ銀行にいながら、「エレベーターも別、フロアも別。口をきくどころか、同じ空気を吸ったことすらない遠い存在の頭取」らを相手に戦うことになるのだから、織田さんが野崎に「並大抵のことじゃない。怖いだろうな」と同情したのもうなずける。しかもそれが、リアリティーを重視するWOWOWのドラマで繰り広げられるのだ。「ああ疲れるぞ、大変だぞ(笑い)」と感じたのも無理はない。

 実際、撮影が始まってからは「楽なシーンがない(笑い)」そうで、比較的楽なシーンをあえて挙げるとすれば、第1話の監査役室での、瀧本美織さんが演じる秘書と、やる気のないほかの監査役とのやりとりで「ちょっとあったかな」という程度。それ以外は連日、古谷一行さん演じる頭取の京極雅彦ら手ごわい相手との息詰まるやり取りが続いており、さしもの織田さんでも「毎日、ビールを飲まなきゃやってられない(笑い)」ほどだったという。

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最終更新:1/13(土) 19:34
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