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【スキージャンプ】沙羅のライバル・ルンビが明かした覚醒の秘密

1/13(土) 16:46配信

東スポWeb

 なぜ、ここまで強くなったのか。ノルディックスキー・ジャンプ女子で今季W杯個人総合首位に立つマーレン・ルンビ(23=ノルウェー)が本紙の直撃に対し、覚醒の理由を明かした。平昌五輪では高梨沙羅(21=クラレ)、伊藤有希(23=土屋ホーム)の最大のライバルになる北欧の“美翔女”は、驚異の身体能力を誇示。メダル奪取の確率を「100%」と言い切り、五輪への自信を見せつけた。

 ルンビはカタリナ・アルトハウス(21=ドイツ)と並んで「2強」という言葉も聞かれるほど、今季の成績は安定している。成長の理由は何か。

 ルンビ 技術の向上だわ。体の状態も精神面もどちらも良くなって、自分が取り組むことに自信が持てるようになった。スキージャンプにとっては重要なことよ。
 昨シーズン、W杯個人総合は高梨、伊藤が1、2位と日本勢が圧倒したが、今季は逆の展開。それでもルンビは挑戦者の姿勢を崩さない。

 ルンビ 2人は何年も世界のトップに立っている。彼女たちのレベルに追いつくのは私の目標でもあるのよ。今は私が上にいるけど、今から五輪までの1か月は本当に手ごわいと思う。とても強力なライバルね。
 自身の強みは「空中」と分析する。強風が吹いても腕でバランスを取りながら飛距離を伸ばしていく。それを支えるのは強靱な肉体だ。

 ルンビ より負荷をかけてトレーニングしてきたの。何キロ持ち上げるか? 100キロは上がるでしょう。いや、200キロかも。これは冗談だわ(笑い)。今は体と技術が同じか、技術がやや上回っている。だから体もうまく使えているの。

 昨年12月のW杯開幕戦でルンビのジャンプを見た“レジェンド”葛西紀明(45=土屋ホーム)は「男と同じジャンプをしている」と評した。

 ルンビ 葛西サンのことはもちろん、知ってるわ。レジェンドね。そう言ってくれて、ありがとう。彼に感謝しなければいけないわ。実際に踏み切りが以前よりパワフルになったし、テークオフにつながる力を感じているの。
 在住するリレハンメルでは大学でスポーツ科学を学ぶ学生の顔も持つ。趣味はサッカー。ジャンプ会場では男子と交じってプレーする姿が目撃されている。その技術は関係者いわく「とんでもなくうまい!」。

 ルンビ テレビを見たり、友達と外出したりすることも息抜きだけど、サッカーをすることが本当に大好きなの。でも、今は加減してプレーしないといけない。五輪前にケガしたくないから。将来プロサッカー選手? そうかもしれない。そう望んでいるわ(笑い)。

 五輪では日本勢やドイツ勢がライバルになる。現時点で、自身の金メダルの確率はどのくらいと見ているのか。

 ルンビ 100%! 本当よ。プレッシャーは多少あるけど、日本ほどではないわ。日本は本当にすごい…。ノルウェーではもっとこの競技に関心を持ってもらえるように取り組んでいるの。でも、五輪に向けては多くの人が応援してくれると思うし、それは私にとっても、試合にとってもいいこと。もし五輪で金メダルを取ったらジャンプを続けて、世界選手権やW杯でも、同じ成績を収められるようにしたい。できる限り、長く競技を続けたいと思っているわ。

最終更新:1/13(土) 16:46
東スポWeb