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4カ月ぶり景気判断引き上げ 静岡県内1月、個人消費改善の動き

1/13(土) 10:22配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 日銀静岡支店は12日発表した1月の静岡県内金融経済動向で、景気の全体判断を「緩やかに拡大している」として、前月までの「緩やかに拡大しつつある」から引き上げた。引き上げは4カ月ぶり。小高新吾支店長は「輸出や生産などの他項目に比べて遅れがちだった個人消費にまで改善の動きが広がってきた」との認識を示した。

 項目別評価で個人消費を7カ月ぶり、雇用・所得を4カ月ぶりにいずれも上方修正した。細目別は個人消費で百貨店売上高と旅館・ホテル宿泊客数の評価を引き上げた。労働需給が引き締まった状態が続いて所得が緩やかな増加傾向の中、百貨店で不振が続いていた衣料品販売に底入れ感が見られたり、旅館・ホテルの宿泊客数が増加に転じたりしている点を考慮した。

 一方、公共工事は工事請負金額の伸びが鈍ったため、3年ぶりの評価引き下げとなったが、「中部横断自動車道や防災関連などの工事自体は依然高水準で推移しているため、景気に与えるマイナス影響は小さい」(小高支店長)とした。

 金融面は2017年11月末の預金残高が22兆5850億円(前年同月比2・7%増)、貸出金残高が13兆9604億円(1・7%増)。11月の地銀4行の貸出約定平均金利は2・117%で前月より0・006ポイント低下した。

静岡新聞社