ここから本文です

W杯ジャンプ 女子札幌大会 高梨、地元で存在感「うれしい」

1/13(土) 7:55配信

産経新聞

 11日に平昌五輪代表に内定したばかりの高梨が、約1カ月ぶりに再開したワールドカップ(W杯)で好スタートを切った。最長不倒の95メートルを飛んで予選を首位で通過。地元の北海道で元気な姿を見せ、「課題も出たが、結果としては素直にうれしい」と喜んだ。

 予選とはいえ、W杯個人総合でリードを許すアルトハウス(ドイツ)やルンビ(ノルウェー)も出場。五輪本番が1カ月後に迫る中での大会で、金メダルを争うであろうライバルに存在感を示せた意味は小さくない。

 6、7日にルーマニアで行われる予定だったW杯が雪不足のため中止。参戦予定だった高梨は札幌市や長野県白馬村で練習することになったが、「日本で集中して練習ができて結果的によかった」。復調へのきっかけをつかみつつある。

 今季のW杯はここまで優勝がないが、周囲が心配するほど落ち込んでもいなかった。W杯個人総合を連覇した昨季も「自分のジャンプを見失ったときがあった」。「どう飛べばいいかは分かっている」という今季は、前へ進んでいる手応えを感じている。

 気に掛けているのは飛び出す際にジャンプ台へ伝えるインパクト。「絶好調とまではいかないが、徐々に感覚はよくなっている」。納得のジャンプを取り戻したとき、男女を通じて史上単独最多となるW杯通算54勝が手に入る。(奥山次郎)

最終更新:1/13(土) 8:11
産経新聞