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ヤマハ発動機 清宮監督 試合数激減に警鐘「異常な事態」

1/13(土) 15:53配信

スポニチアネックス

 ラグビーの日本選手権兼トップリーグ総合順位決定トーナメントは13日、東京・秩父宮ラグビー場で3位決定戦が行われ、ヤマハ発動機がトヨタ自動車を28―10で破り、3位で今シーズンを終えた。

 試合後会見ではヤマハ発動機の清宮克幸監督(50)が「久しぶりにヤマハらしい戦いができた。先週(の準決勝で)こういうプレーをしてくれれば良かった」と話して笑いを誘うなど、和やかな雰囲気でスタート。しかし、この試合を最後に現役引退するSO大田尾竜彦(35)が「来季のシーズンの短さを見て、ここらへんで次(の世代に)託すのがいいのではないかと思った」と引退理由を明かすと、来季以降のトップリーグに対する危機感をあらわにした。

 日本は来年にW杯開催を控えており、日本代表の強化が急務となっている。代表候補の多くが2月からスーパーラグビーのサンウルブズでもプレーするが、ここで問題となっているのがトップ選手の出場試合過多。日本ラグビー協会は解決のため、当初は今季と同じフォーマットで開催予定だった来季のトップリーグを、16チームを2つのカンファレンスに分けて総当たりのリーグ戦を行い、その後プレーオフを行うフォーマットに変更することを決めている。今季は13試合あったリーグ戦が7試合に減ることになり、この点について清宮監督は「リーグ戦が7試合しかないというのは異常な事態。選手にもチーム運営にとっても、とても残念なこと」と厳しく指摘した。

 プレーオフはあるものの、リーグ戦7試合で勝利と若手の育成を両立することは困難との見解で、清宮監督と同様に危機感を抱いているラグビー関係者は多い。この先の日本ラグビーを憂慮するからこその発言となった。