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競泳暴行問題、アゴに裏拳?小関は「軽く振り払った」と説明

1/13(土) 21:49配信

デイリースポーツ

 競泳男子平泳ぎの小関也朱篤(25)=ミキハウス=が昨年11~12月のスペインでの日本代表合宿中に、後輩の天井翼(23)=ミキハウス=に暴力を振るった問題を受け、日本水泳連盟の平井伯昌・競泳委員長(54)が13日、都内で取材に応じ、あらためて騒動が起こった経緯を説明した。

 問題が起こったのは合宿地に到着して間もない12月1日。昼食の炊飯当番だった天井が、時差調整も兼ねたサッカーをしていて部屋に遅れて戻ってきたため、一緒に当番だった同部屋の小関が立腹。腹を1発、頭をつかみながらアゴを1発殴った。当日の夜に2人から事情を聞いた平井氏は「裏拳っていうんですか?」と、手の甲で殴るジェスチャーをしながら説明。一方、小関は「軽く手を振り払った」と説明したという。

 天井の説明では、殴られる前や最中に謝罪したにもかかわらず、暴行を受けた。その後、他のチームメートから促されて再び謝罪し、小関も殴ったことをわびたという。その後、天井が「謝ったのに殴られたことが我慢できない」とコーチに相談したことから、合宿の責任者である平井氏も把握することになった。

 2人には炊飯にかかる時間の認識に相違があったといい、「向こう(スペイン)では電圧の違いなのか15分くらいで炊けたりもする」と平井氏。もっとゆっくりで大丈夫と思っていた天井と、早めに準備に取りかかっていた小関の間には集合時間の約束がなかったため、認識のズレが暴行へとつながってしまった。

 当事者2人から話を聞いた上で、平井氏は「天井にも『同部屋の先輩を気遣う気持ちが足りなかったんじゃないの』と言った」と説明。暴行を受けた天井は、病院の検査では異常はなかったものの、顎(がく)関節に違和感が残っており通院しているという。

 小関は既に所属から今年3月末までの対外試合出場自粛、日本代表活動の辞退、減俸などの処分を受けている。