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金メダルに黄信号。高梨沙羅は逆境を乗り越えられるか?

1/13(土) 6:01配信

ホウドウキョク

平昌五輪まで1ヶ月。

レジェンド・葛西紀明選手やリオ五輪で悔しい思いをした高梨沙羅選手…と、日本のメダル獲得に期待が高まるのがスキージャンプ。

スキージャンプ日本代表のメダル予測は…

スキージャンプ日本代表は平昌五輪で活躍できるのか? 

国際スキージャーナリストの岩瀬孝文さんにニッポン放送「あさラジ!」の高嶋ひでたけが聞いた。

ワックスマンとは?

高嶋:
岩瀬さんに聞きたいのが、高梨沙羅選手です。

今シーズンのW杯で優勝していないですよね? どうしちゃったんでしょう?

岩瀬:
実は今、女子のチーム自体がうまくいってないんです…。ワックスマンが代わってしまったことが影響していると思います。

高嶋:
ワックスマンというのは?

岩瀬:
雪質や温度、水分など様々な要素を考慮してスキーにワックスを塗り、その試合で選手の最も良い滑りを生み出す存在です。スキージャンプの世界では時速が1キロ変わるとジャンプも変わるので、非常に重要な役目を担っています。

高嶋:
そのワックスマンが代わってしまったと…。

岩瀬:
これまで担当されていた方が昨年で勇退されて、今年からヨーロッパの方が担当されているですが、それが微妙に噛み合っていないんです。

ワックスマンは選手と接する機会も多いだけに、これまでは選手のメンタルケアも担っていたんですが、今はそれもない状態です。

高嶋:
それは厳しいですね…。

岩瀬:
国内では小浅星子さんという優れたワックスマンがいるので、急きょ代わってもらえないか、という話も出ています。

高梨選手はプレッシャーがかかると弱い

高嶋:
そんな背景を知ってか知らずか、アメリカのデータ会社の調査によると、日本ジャンプ陣の金メダル予測は「0」!

伊藤有希選手がかろうじて銅メダルに名前が出ているくらい。

岩瀬:
ですが、…順当だと思います。

高嶋:
え?高梨選手は?

岩瀬:
私から見ると、高梨選手は少しメンタルが弱いという印象があります。勝つときはぶっちぎりで勝つんですが、プレッシャーがかかると弱いです…。

高嶋:
リオ五輪のときのことを考えると、ちょっと心配になってきましたが…、ここで男子の話に。レジェンド・葛西紀明選手はどうですか?

岩瀬:
葛西選手はメンタルの問題もありますが、以前のように体重が落ちなくなっている部分もありますね。ベストは58キロですが、年齢的なこともあるのか、数キロが落ちない。落ち方が鈍くなっているという感じです。

高嶋:
そんな中で、今回の平昌五輪で注目選手といえば誰になりますか?

岩瀬:
小林潤志郎選手がぐんぐん成長していますね。長野五輪団体金メダルのメンバーである岡部孝信コーチがマンツーマンで指導をしていて、勝つためのメンタルも体も3年かけて鍛え上げています。今シーズンはそれが開花して、W杯第1戦では自身初の初優勝。その後も一桁の順位を維持していて、めきめきと成長していますね。

高嶋:
それは頼もしい。小林潤志郎選手がエースという感じですね。

岩瀬:
そうなりますね。

高嶋:
でも、葛西選手もチャンスはありますよね?

岩瀬:
葛西選手には、大事な1試合に調子を合わせる力がありますからね。期待して良いと思いますよ。

高嶋:
平昌五輪の開幕は2月9日。代表選手がどんなジャンプを見せてくれるのか、楽しみにしておきましょう。

高嶋ひでたけのあさラジ!

最終更新:1/13(土) 6:01
ホウドウキョク