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小西美穂さん、できない自分を見つめて生まれた「ほんわか」会話術

1/13(土) 8:20配信

大手小町(OTEKOMACHI)

著名人と生放送一本勝負、手探りで

日本テレビの解説委員で「news every.」(月~金曜午後3時50分~)に出演する小西美穂さんが、初めての著書「3秒で心をつかみ10分で信頼させる聞き方・話し方」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を出版しました。延べ約1700人にも上る著名人のインタビューの中から生まれた会話術には、小西さんの仕事に対する思いと、働く女性としてのスキルが詰まっています。

――今回の本は、BS日テレ「深層NEWS」(月~金曜午後10時~)で生放送のキャスターを3年3か月務めた経験から生まれたと聞きました。

 各界で活躍される方を日替わりでゲストに来ていただく生放送の番組で、インタビューした人は延べで約1700人にもなりました。「そういう仕事をした女性はあまりいないから、本を書いたら」と出版社から言ってもらったのがきっかけです。私自身、そんな自分の体験をまとめたいという思いもありました。キャスターというと、もともとコミュニケーション力があって、苦もなく会話ができると思われているようなのですが、いえいえ、そんなことはない。たっぷり失敗して、苦労しましたので(笑)。

――秒単位で進行する生放送番組で話を引き出すのは大変ですよね。

 身の丈よりも難しくて大きな仕事が来たということだと思います。放送開始2日目のゲストが安倍総理で、歌舞伎の松本幸四郎さん(九代目)や読売巨人軍監督だった原辰徳さんなど、普段は会えないようなゲストに会えるのは光栄だったのですが、生放送の一本勝負。衆人環視の中で、その人の魅力を引き出さなきゃいけない。森羅万象さまざまなテーマを扱ったので、苦手な分野もありましたし、毎日分厚い資料を持って帰って、さあどうしようっていう感じでしたね。

――ゲストは話し好きばかり、というわけではないでしょう?

 気難しい方もいらっしゃいますし、道を究めた方にこんなことを聞いて失礼じゃないかな、と探り探りでやっていきましたよね。限られた時間の中でいかにその人の個性を引き出すか、私はスター選手じゃないので、準備しないと自信がないんです。でも、準備して段取りしすぎると、その場で面白い話が出てもスルーしてしまう。難しいです。

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