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貯蓄とダイエットの共通するキーワードは「継続」 その理由とは

1/13(土) 17:50配信

ファイナンシャルフィールド

ご相談をお受けすると「ところで私ぐらいの年齢だったらどのくらいの貯金があればいいのでしょうか。」というご質問が必ずついてきます。以前も、これに関連したご回答について、だいたいの数値をお示ししたかと思いますが、今回はその続編です。

筋トレやダイエットと同じ、肉体改造(貯蓄体質改造)には時間が必要

以前、こちらでお金との付き合い方とダイエットは共通点が多いという話を紹介したことがあるかと思いますが、わかりやすいので再度引用したいと思います。

例えば、来月同窓会があるので、それまでに頑張って5キログラム痩せたい、ワンサイズ小さいワンピースが着たいと思ってダイエットに励むというケースをよく目にします。これは短期的には大きなモチベーションです。

貯蓄も全く同じで、来年の夏にハワイ旅行をしたいから、来年には子どもがほしいと思っているからという理由で貯蓄を始めるのは大きな励みになります。

ただし、これらは「短期的には」効果を発揮しますが、目標達成したのと同時にそれまでのモチベーションがなくなるので2年、3年、あるいはもっと長い期間10年でみると、体重ではリバウンド、貯蓄では赤字に逆戻りという結果に終わることは珍しくありません。

理由は簡単で、肉体改造(貯蓄体質改造)に時間がかかることを無視しているからです。

贅肉を筋肉に、浪費体質から貯蓄体質にかえるには「継続」

お金に困らないように付き合っていきたいと思うならば、瞬発力ではなく継続力が必要なので、マインドセットをするために、少しずつでも貯蓄を継続することが結局はゴールへの近道になります。

継続を可能にするためには、無理をしない、アキレス腱が切れるまで頑張らない、つまりアクセルではなくエンジンブレーキを上手に使いこなすことが大切です。あえて、少額ずつ積立貯蓄をすることが一番有効な手段と言われるゆえんです。

iDeCoや積立NISAはお勧めだが、面倒ならばまず普通に積立で

2017年からiDeCo、2018年から積立NISAが始まります。国からも少額で継続貯蓄するしくみを整備・提供され、非課税メリットまでついているのですからこれを利用しない手はありません。面倒だと思われるでしょうが、最近はネットで簡単に手続きができるようなところもあります。ぜひ検索してみましょう。

それでもどうしても面倒だと感じるのであれば、ふつうの積立で構いません。「継続して貯蓄体質を作る」ところからはじめてみましょう。

1か月1万円でも2年で24万円、これができれば第1段階はクリアです。

達成感を味わうことができた時点で、体質がかなり変わっている証拠ですから、その後、ボーナス時に、もう少し上乗せしてみる(筋トレでは負荷をかけたトレーニングをメニューに加える)と、さらに効果的にお金が育ってくれるはずです。

Text:柴沼 直美(しばぬま なおみ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)、
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表

ファイナンシャルフィールド編集部