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「雑損控除」って何。雪下ろし費用、シロアリ駆除も控除になるって本当?

1/13(土) 19:40配信

ファイナンシャルフィールド

札幌市、喜多方市、飯山市などで高齢者が雪下ろし中に転落した死亡事故が報告されています。豪雪地帯の高齢者世帯では、自ら雪下ろしをするのは危険を伴います。雪下ろしを他人に頼む場合、費用が発生しますが、この費用が雑損控除の対象となることをご存知でしょうか。そのほか、シロアリ駆除費用なども雑損控除の対象となります。

雑損控除については忘れがちですが、該当する場合を知り、忘れずに確定申告して、所得税を取り戻しましょう。

雑損控除とは

災害又は盗難若しくは横領によって、資産について損害を受けた場合等には、確定申告により、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを雑損控除といいます。

雑損控除の対象となるのは、次のいずれかの場合に限られています。
(1) 震災、風水害、冷害、雪害、落雷など自然現象の異変による災害
(2) 火災、火薬類の爆発など人為による異常な災害
(3) 害虫などの生物による異常な災害
(4) 盗難
(5) 横領
なお、詐欺や恐喝の場合には、雑損控除は受けられません。

雑損控除の対象となる資産は、資産の所有者が納税者、または、納税者と生計を一にする配偶者やその他の親族で、その年の総所得金額等が38万円以下の者であることが必要です。また、棚卸資産若しくは事業用固定資産等又は「生活に通常必要でない資産」のいずれにも該当しない資産であることが必要です。

例えば、別荘など趣味、娯楽、保養又は鑑賞の目的で保有する不動産(平成26年4月1日以後は同じ目的で保有する不動産以外の資産(ゴルフ会員権など)も含まれます。)や貴金属(製品)や書画、骨董など1個又は1組の価額が30万円超のものなどは、生活に通常必要でない動産として雑損控除の対象となりませんので注意しましょう。

雑損控除の対象となる「生活に必要な動産」とは、家具、什器、衣服及びこれらに類する生活用動産で、通常の社会生活を営むのに必要とされる資産をいいます。

雑損控除の金額は、次の二つのうちいずれか多い方の金額です。
(1) (差引損失額※)―(総所得金額等)×10%
(2) (差引損失額のうち災害関連支出の金額)―5万円

※差引損失額=損害金額+災害等に関連したやむを得ない支出の金額-保険金などにより
補てんされる金額

損失額が大きくてその年の所得金額から控除しきれない場合には、翌年以後(3年間が限度)に繰り越して、各年の所得金額から控除することができます。
なお、雑損控除は他の所得控除に先だって控除することとなっています。

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