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「地獄」ギャラリー人気 観光客続々 ベランダから一望も 大分の別府温泉

1/13(土) 11:10配信

西日本新聞

 大分県別府市鉄輪の観光施設「海地獄」に、一般的に熱湯や高温の噴気が出ている一帯を示す「地獄」について学べる「ギャラリーA0(あお)」が登場し、年末年始を挟んで、連日大勢の観光客らが足を運んでいる。

⇒【画像】噴気が上がるコバルトブルーの「海地獄」

 リニューアルした売店の2階を生かして、昨年10月にオープンした。コバルトブルーに見える海地獄にちなんで「AO」(青)と命名した。

 ギャラリー内には「別府地獄の今昔物語」「四季折々の海地獄」などのコーナーがあり、別府大が監修した。8世紀前半に編集された「豊後風土記」に別府の地獄が初めて登場したことや、鎌倉時代に一遍上人が地獄を鎮めて蒸し風呂を作ったこと、1910(明治43)年から観光利用が始まったことなどを紹介している。

 「いつから地獄と呼ばれている?」「別府温泉の年齢は?」などクイズ形式で別府の温泉を知るコーナーのほか、別府観光の父・油屋熊八や、37(昭和12)年に別府を訪れたヘレン・ケラーの写真なども展示している。噴気が上がる海地獄を高さ約4メートルの位置から眺められるベランダもある。

 海地獄の矢野義広さん(59)は「入浴するだけでなく、いろんな側面から地獄を知ってほしい」と話している。

西日本新聞社

最終更新:1/13(土) 11:10
西日本新聞