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魅せる「百人」の個性 書家三十人展特別記念展

1/13(土) 17:28配信

カナロコ by 神奈川新聞

 神奈川の書の祭典として親しまれている神奈川書家三十人展の第30回特別記念「神奈川の書 すべてを魅せる百人」展が12日、横浜駅東口のそごう美術館で始まった。同館と神奈川新聞社の主催。21日まで。

 漢字、かな、近代詩文書、大字書、前衛書、篆刻(てんこく)、刻字などの各分野で活躍する102人による約300点の作品を展示。新進気鋭の若手から重鎮まで、現代ならではの多様な書を堪能できる。

 出品書家が自作を解説するギャラリートークには、多くの来場者が集まった。篆刻家の柳涛雪さん(77)は通常使われる石ではなく、ツバキやイチイなどの木に印章を彫っている。印面だけでなく側面や上部に花やウサギなどの精巧な彫刻を施しており「装飾に40時間もかかる場合があるが、印面を彫るより楽しい。木の温かみを感じてほしい」と話した。

 ギャラリートークは毎日午前11時と午後2時から行う。14日はフルート、19日は雅楽のギャラリーミニコンサートを午後1時半から行う。書家が寄せた小品をチャリティー販売し、神奈川新聞厚生文化事業団に寄託する一角もある。

 入場料は一般500円、高校生以下無料。問い合わせは同館電話045(465)5515。