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政府、平昌五輪に向けた南北実務会談を15日に開くことを北朝鮮に提案

1/13(土) 7:26配信

ハンギョレ新聞

北側に統一長官名義で通知文送る 20日のIOCと南北体育関係者の協議に先立ち 北朝鮮の訪韓団の規模・経路など協議する予定 軍事当局会談は20日以降に開かれる見込み

 政府は平昌(ピョンチャン)冬季五輪への北朝鮮の参加問題を協議する南北実務会談を、15日に開くことを北側に提案した。

 統一部は12日、「今日午後、板門店(パンムンジョム)連絡官チャンネルを通じて、南北高官級会談の南側首席代表チョ・ミョンギュン長官名義の通知文を南北高官級会談の北側団長リ・ソングォン委員長宛に送った」としたうえで、「通知文で、北朝鮮側の平昌冬季五輪への参加と関連した実務会談を、1月15日午前10時に板門店の韓国側の平和の家で開催することを提案した」と明らかにした。統一部は通知文に3人の代表団の名簿も入れた。南側は代表団首席代表としてチョン・ヘソン統一部次官を、陪席者にアン・ムンヒョン首相室審議官とキム・ギホン平昌冬季五輪大会組織委員会企画事務次長を確定したという。統一部は、平昌冬季五輪への参加や文化イベント関連の韓国側の立場をまとめた資料を板門店連絡官チャンネルを通じて北朝鮮側に伝えたと発表した。

 北朝鮮は今月9日の南北高官級会談で、高官級代表団や応援団、芸術団の派遣を提案するなど、五輪への参加に積極的な態度を示しており、政府の実務会談提案にも快く応じる可能性が高い。北側は南側に合わせて実務会談代表団を構成するものとみられる。一応前回の南北高官級会談に次席代表として出席したチョン・ジョンス祖国平和統一委員会(祖平統)副委員長が首席代表を務める可能性が高いが、平昌五輪への参加の実務協議が主要議題であるため、次官級のウォン・ギルウ体育省部長を首席代表にすることも考えられる。陪席者はファン・チュンソン祖平統部長やリ・ギョンシク民族オリンピック組織委員会委員になるものとみられる。

 北朝鮮が15日に実務会談に応じる場合、会談では事前に平昌五輪を現場下見するための先発隊の派遣をはじめ、高官級代表団や応援団、芸術団などの規模、訪韓経路や宿所、経費負担原則、開会式の合同入場、共同応援などの問題がすべて協議される見込みだ。特に、統一部が北側に渡した「平昌冬季五輪の参加や文化イベント関連の韓国側の立場をまとめた資料」が来週開かれる実務会談の論議の根拠になるものと予想される。チョ・ミョンギュン統一部長官がすでに10日、秋美愛(チュ・ミエ)共に民主党代表に「北側が芸術団などの装備を備えた人員は航空便で、その他の訪問団は金剛山(クムガンサン)陸路を利用することを要請した」と明らかにしており、同日に送られた南側の資料には北側のこのような要請に対する政府の解決策が盛り込まれた可能性が高い。

 南北軍事当局会談は、南北実務会談で平昌五輪関連協議がある程度終わった後、今月下旬以降に開催される可能性が高い。国防部当局者は「軍事当局会談は、とりあえず平昌五輪の成功的開催に焦点を当てているため、北側選手団がいつ、どのくらい、どこに来るかなどが確認されなければ、南北軍当局者らが軍事的支援問題を協議できない」と話した。北側選手団の規模などの日程は来週の南北実務会談で話し合われた後、20日にスイスのローザンヌで行われる南北関係者と国際オリンピック委員会の協議を通じて確定される予定だ。したがって、南北軍事当局者会談の開催は20日以降になる見通しだ。

パク・ビョンス先任記者、キム・チャングム記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:1/13(土) 7:26
ハンギョレ新聞