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大雪、県内交通網まひ 列車109本運休、111校が休校

1/13(土) 0:58配信

北國新聞社

 12日の石川県内は冬型の気圧配置が続き、非常に強い寒気により大雪となった。金沢の積雪は46センチとなり、6年ぶりに40センチを超えた。県によると、除雪中に骨折するなど8人が重軽傷を負った。JR北陸線などの列車109本が運休、北陸自動車道など道路の通行止めが相次ぎ、交通網はまひした。県内の公立と私立の小中高校は計111校が臨時休校となった。13日も降雪の強まる恐れがあり、金沢地方気象台は注意を呼び掛けている。

 気象庁によると、12日午後6時現在の積雪は、珠洲65センチ、白山市河内63センチ、加賀市菅谷60センチ、金沢40センチとなった。午後6時までの24時間降雪量は、珠洲58センチ、加賀市菅谷40センチ、金沢30センチ、白山市河内23センチだった。

 県によると、能登町宇出津では男性(74)が屋根の雪下ろし中に転落し両足のかかとを骨折、加賀市大聖寺東町では男性(66)が除雪中に転倒して後頭部を負傷し、いずれも重傷だった。珠洲、七尾、羽咋、白山、小松で除雪中に転倒するなどして40~70代6人が軽傷を負った。

 各地で道路の冠水が相次ぎ、宝達志水町宝達で用水があふれ、民家1軒が床下浸水した。七尾市中島町河崎では空き家が半壊した。

 県警によると、11日午前9時から24時間にスリップ事故は182件発生した。

 JR西日本金沢支社によると、北陸線は特急44本、普通列車16本、七尾線は特急、普通列車計32本が運休し、約2万4千人に影響した。IRいしかわ鉄道は、普通列車17本が運休した。のと鉄道は七尾市内の倒木により遅れが生じた。

 中日本高速道路金沢支社によると、北陸自動車道の金沢森本―小矢部インターチェンジ(IC)の上下線で一時、計約410台が立ち往生した。12日午後11時現在、同区間や加賀―丸岡IC間の上下線、事故のため小松―加賀IC間上り線が通行止めとなっている。

 小松空港では計33便、能登空港では計2便が欠航した。北陸鉄道(金沢市)の特急バスや金沢発着の高速バスは運休が相次いだ。西日本ジェイアールバス(大阪市)は13日から定期運行する「3つ星街道バス」の初便の運転を見合わせる。

 県教委と県によると、県内の小中高校では、公立101校、私立10校が臨時休校となった。1限目の開始時間の繰り下げや給食後の授業打ち切りなどを判断した学校もあった。

 金沢地方気象台によると、13日は再び強い寒気が流れ込み朝から大雪となる可能性がある。同日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、加賀の山地・平地40センチ、能登の山地30センチ、能登の平地25センチとなっている。

北國新聞社

最終更新:1/13(土) 0:58
北國新聞社