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センター試験始まる 受験生出足早く混乱なし

1/13(土) 14:53配信

北國新聞社

 本格的な入試シーズンの幕開けとなる大学入試センター試験は13日、石川県内の7大学11会場を含む全国695会場で、2日間の日程で始まった。県内では大雪によって遅刻を心配した受験生が早めに到着した。午前中は交通機関に大きな乱れもなく、試験開始の遅れやトラブルはなかった。早朝から会場周辺の雪かきに励んだ大学関係者もひとまず胸をなで下ろした。

 全国の志願者数は前年度比6704人増の58万2671人で、県内では前年度より50人多い6130人が志願した。

 金大角間キャンパスでは、午前6時台に訪れる受験生が見られた。同7時過ぎには、雪が降る中、志望校合格の「第一関門」に挑むため緊張した表情で続々と到着し、傘を差して足元の雪を確認しながら会場入りした。広報担当者は「大雪を心配してか、受験生の動きは早かった」と話した。職員は午前6時半ごろから除雪に汗を流した。

 金沢星稜大では午前4時ごろから職員が待機し、除雪に励んだ。午前6時半ごろには保護者が運転する車で会場入りする受験生が目立ち始め、広報担当者は「朝の雪は前日ほど多くなく安心した」と話した。

 JR金沢駅のバス乗り場では、北陸鉄道(金沢市)が金大角間キャンパスなど試験会場に向かう臨時バスを運行した。始発は午前6時45分を予定していたが、同6時ごろには受験生が集まり、6時10分ごろに運行を開始した。7時ごろには300人以上の列ができた。

 金沢市内のホテルでは、大雪に備えて前日から急きょ宿泊した受験生が、近くの試験会場に向かった。

 大学入試センターによると、積雪により交通機関に乱れが出ている影響で、新潟大、日本歯科大新潟生命科学部(新潟市)の試験場が試験開始を1時間繰り下げたほか、横浜国立大と滋賀大、滋賀県立大の一部試験室でも30~60分繰り下げた。

 初日は地理歴史・公民、国語、外国語の3教科で、英語はICプレーヤーを使うリスニング試験がある。14日は理科と数学が行われる。

 全国で参加する大学・短大は848校、うち大学は過去最多の697校に上る。参加大学の内訳は国立が82校、公立89校、私立526校。短大は151校が利用する。

 受験生のうち、高校などを今春卒業予定の現役生は1728人増の47万3570人で81・3%を占めた。一方、既卒者も4830人増の10万3948人(17・8%)で4年ぶりに10万人を超えた。

 大学入試センターはカンニングなどの不正行為があった場合、都道府県名と概要を14日夜に公表する。平均点の中間発表は17日、得点調整の有無の発表は19日、平均点の最終発表は2月1日を予定している。

北國新聞社

最終更新:1/13(土) 14:53
北國新聞社