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杉原紙の原料、コウゾの川さらし本格化 兵庫・多可の杉原紙研究所

1/14(日) 11:00配信

神戸新聞NEXT

 冬型の気圧配置の影響で、兵庫県西脇市で今季最低となる氷点下7・5度を記録した13日、杉原紙研究所(多可町加美区鳥羽)前の杉原川では、職員らが県指定重要無形文化財杉原紙の原料となるコウゾを川面に打ち付けて洗う「川さらし」の作業に取り組んだ。

 コウゾは葉の落ちた冬に刈り取り、1メートルほどに切りそろえ、1時間半ほど蒸す。樹皮をはぎ、さらに黒皮を削り取って、白皮のみにする。漂白剤を使わない代わりに、水温のぐっと下がった川に一昼夜さらし、陽光に当てることで白さを出していく。

 作業は今月中旬から本格化し、3月末まで続く。今季も8トンほど処理する予定で、職員ら12人体制の繁忙期が続く。(長嶺麻子)

最終更新:1/14(日) 11:20
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