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超特急が愛される理由。悔しさをバネに次の約束へ繋ぐたくましさにあった【ライブレポート】

1/14(日) 22:15配信

M-ON!Press(エムオンプレス)

超特急、そして8号車との愛と絆。そして、試練をも乗り越えるたくましい姿
は試練や困難を越えるたび、強くなる。これまでも数多くの試練や困難を乗り越え、今やアリーナ会場の大きなステージが似合うアーティストへと成長した超特急。

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自身初となる横浜アリーナ公演、本番直前のリハーサルでユーキ(5号車、MAIN DANCER、ドジっ子担当)が足を負傷。この日、彼らが見せてくれたのは、7人の結束力と8号車(ファンの通称)との愛と絆。そして、突如訪れた試練を乗り越えるたくましい姿だった。

超特急史上最大規模の全国アリーナツアーとなった『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning』。

会場を埋め尽くす15,000人の観客が開演を待つなか、リョウガ(3号車、MAIN DANCER、ガリガリ担当)からアナウンス。「皆様の最高の思い出になるライブに絶対します」の力強い言葉に、不安そうな顔を浮かべていた8号車からも大きな拍手が起きた。

宇宙船で7人が宇宙をサバイバルするオープニング映像が流れ、センターステージにメンバーが登場。このツアーのテーマ曲である「The End For Beginning」でパワフルにライブが始まる。

負傷の影響を感じないダンスで魅せたユーキが「声出して、最高に楽しんでくれ!」と絶叫して始まった「Drive on week」では8号車へと続く花道を使ったパフォーマンスで距離を縮め、メンバーの煽りでユーキコールも沸き起こる。

曲中、姿を消したメンバーがセンターステージにワープして驚いた「pani pani」、炎の中でのパフォーマンスや鎖に繋がれたユーキの脱出イリュージョンで空気感を変えた「Beautiful Chaser」と、会場を活かした演出も楽しませた中盤。

絆を深めた今だからこそ、楽しいだけじゃない心をかき乱す想いも届けたい
失恋の痛切な思いを歌とダンスで表現した「UNKNOWN…」、コーイチ(1号車、BACK VOCAL、お父さん担当)とタカシ(7号車、BACK VOCAL、末っ子担当)の美しい歌声が会場に響いた「Snow break」では、大人になった超特急が豊かな表現力で会場を包み込む。



ユーキ以外で臨んだ「Gravitation」のトランポリンを使ったパフォーマンスも、大技が次々飛び交い、90度の壁を駆け上がったタクヤ(4号車、MAIN DANCER、筋肉担当)を中心に大きな魅せ場を作っていた。

MCでは「ドジっ子しちゃいました、調子にノッちゃって!」とおどけていたユーキだが、総合演出でも関わったこのライブに全力で臨めない悔しさは想像を超えるものだったはず。

しかし、ユーキが全力を出せないからこそ、他のメンバーがいつも以上の気合いと気概でライブに臨んでいたことも事実。「ライオンライフ」「Shaken body」など定番曲は、ユーキを気遣いながらも“いつもどおり”の全力パフォーマンスを見せ、ペンライトを振る8号車の笑顔が溢れる。

「次は8号車を全力で笑顔に幸せにします!」
「僕たちと一緒に歌いませんか?」と、ユースケが呼びかけた「Burn!」は大合唱が起き、強い愛と絆で8号車が7人を支える。本編ラスト「バッタマン」ではユースケ(6号車、MAIN DANCER、元気担当)だけでなく、メンバーや8号車も幸福感や高揚感を絶叫で表現し、会場中がひとつとなった。

コミカルな振り付けや変顔も楽しい新曲「BREAK OFF」で、これからの超特急も想像させたアンコールでは、ユーキが「100%のパフォーマンスができなかった悔いが残りますが、次は8号車を全力で笑顔に幸せにします!」と涙を堪えながら宣言。

するとカイ(2号車、MAIN DANCER、神秘担当)が「次の約束ができたね」と続き、「泣いてる場合じゃねぇよ、楽しむのは今しかできないから!」と煽るリョウガ。それを笑顔で見守るメンバーの姿に、7人の結束力を改めて感じさせられた。



アンコールまでたどり着いた達成感と安堵感、この瞬間を楽しもうという気持ちを爆発した全身全霊の「超えてアバンチュール」で最高潮の盛り上がりを見せ、「fanfare」で迎えたエンディングで壮大な幸福感に満ちていく。

「2018年、新しい未来に向かって突き進んで行きましょう」と、カイの前向きな言葉で終演したこの日。新しい未来へと続いていく。

TEXT BY フジジュン

超特急

BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning

2017年12月27日@横浜アリーナ
SETLIST
SE.Overtune

01.The End For Beginning

02.Drive on week

03.Secret Express

04.Star Gear

05.Time Wave

06.pani pani

07.ダンスパフォーマンス

08.UNKNOWN…

09.Beautiful Chaser

10.Snow break

11.Gravitation

12.ライオンライフ

13.My Buddy

14.Shake body

15.Burn!

16.超ネバギバDANCE

17.走れ!!!!超特急

18.gr8est jarney

19.バッタマン

[ENCORE]

01.BREAK OFF

02.超えてアバンチュール

03.fanfare