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世の中「六分九厘」 箕輪南宮神社御筒粥神事

1/14(日) 6:40配信

長野日報

 箕輪町木下の箕輪南宮神社で13日夜、新たな1年の世相や農作物の作況を占う「御筒粥神事」が行われた。同神社で始まった例祭(初祭り、~14日)宵祭りに行う恒例の伝統行事。釜でヨシの筒粥を炊き、米の入り具合で占った。ご託宣によると、世相は「六分九厘」と、昨年を三厘下回った。

 占いは世相のほか、各種の作物と四季の気候を含めた37項目にわたる。項目と同じ本数のヨシを編んで束にし、米5合、小豆3号を大釜で2時間余り炊いた後、束を釜から引き上げ、ヨシを一本ずつ割って占った。

 作物の出来は「極上」が蚕のみで、苗代やもろこし、馬鈴薯、甘藍が「上々」。一方で、晩生稲やアワ、たばこ、蕪菜は「下」だった。気候は春と冬が「下」、夏が「上」で秋が「上々」と、作物が育つ時期に上向きとなる結果となった。

 唐沢光忠禰宜は「極上が少なかったが、上々や上が多数あり、あまり悲観するほどではない。いろいろなことを前向きに捉え、進んでいく姿勢が大切」と結果について見立てた。

最終更新:1/14(日) 6:40
長野日報