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子犬のトイレのしつけ ポイントはトイレを広く、寝床と別に 獣医師が解説

1/14(日) 10:23配信

sippo

 犬と生活するうえで排泄のコントロールはとても重要です。まずは子犬期にしっかりと犬用のトイレで排泄するよう習慣づけておくことが大切です。子犬期のトイレのしつけは飼い主にとって悩みの種になりますが、基本をきちんと押さえておけば1~2週間でほぼ失敗なくできるようになります。

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 トイレのしつけで大切なポイントは以下の3つです。

 (1) 失敗しない環境を作る
 (2) 排泄する時間帯や排泄前のしぐさをよく観察する
 (3) 排泄しそうなタイミングでトイレに誘導し、成功したらすぐにご褒美

 このうち、失敗しない環境を作る上で知っていただきたいことを書きます。

成功しやすい場所にトイレを置く

 まず犬用トイレを置く場所を決めましょう。子犬の生活の中心となる場所で、飼い主さんが子犬を観察しやすい場所、たとえばリビングなどに置くと良いでしょう。また子犬がすぐにアプローチできるわかりやすい場所、しかも落ち着ける場所であることも大切です。一般的には食べる場所寝る場所から離れた場所、部屋の隅、ドアや窓の近くなどを好む場合が多いようです。

 排泄場所の好みは犬によっても違うため、もし子犬が失敗する場所がトイレのある場所と全く違う場合にする場合は、失敗を繰り返させないためにもそこにトイレを置いてみると良いでしょう。

 家に来たばかりであれば、子犬のブリーダーさんに、子犬がどのような場所で排泄していたかを聞き、これまで使っていたものと同じタイプのトイレの容器や素材(ペットシーツなど)を用意すると良いでしょう。また排泄物の匂いのついたペットシーツを少しもらってきて新しいトイレに匂いをつけておくと子犬の理解を助けます。

 犬は本来、自分の寝る場所、食べる場所では排泄したがらないものです。

 狭いサークルの中に食器もベットもトイレもあるような状態で長時間過ごさせているようなケースでは、サークルに閉じ込められている時には我慢できず仕方なくそこで排泄します。それをトイレのしつけができたと勘違いすることが多いのですが、成長とともに排泄を我慢できるようになると、サークルではしなくなります。そしてサークルから出したとたんトイレ以外の場所で排泄するようになるケースはとても多いです。

 これは犬のせいではなく、トイレの場所が悪いのです。人も寝室やダイニングにトイレを置いたりしないはずです。

 逆にサークルで長時間留守番させていると排泄する場所と寝たり食べたりする場所を区別できなくなり、トイレで寝たり、自分の排泄物を平気で踏んでしまったりするようになってしまう場合もあります。

 したがってトイレとしてのサークルと、眠る場所であるクレートと、食事をする場所はそれぞれ別にあった方が犬は理解しやすいのです。この場合、クレートとして使うケージは屋根付きのもので犬が入って横になれる程度の小さいものが適しています。狭く囲まれた屋根のある場所では犬は排泄を我慢する習性がありますので、排泄をさせない場所として使います。

 このクレートの中には気持ちよく眠れるように季節に合った敷物を敷き、安心して眠る場所として教えておくとトイレのしつけだけでなく、自動車での移動やペットホテル、飼い主さんとの旅行にも役立ちます。

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最終更新:1/14(日) 11:30
sippo