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広島・福山で伝統「能登原とんど」 6基ぶつかり合い無病息災願う

1/14(日) 21:40配信

山陽新聞デジタル

 広島県福山市沼隈町能登原の伝統行事「能登原とんど」(市無形民俗文化財)が14日、同所であった。華やかに飾られた各地区のとんど6基がぶつかり合い、地区民や見物客が無病息災や豊作を願った。

 とんどは地元6地区の住民が年末年始に制作し、高さ約10メートル、重さ約300キロ。竹やマツ、わらで土台を組み、ダイダイや紙で作った梅の花などで飾り付けた。中央には能登原の地名の由来とされる弓の名手平教経(たいらののりつね)(官職・能登守)にちなみ、的を取り付けている。

 午前中は各地区を練り歩き、午後2時に能登原小グラウンドに集合。おそろいの法被姿の担ぎ手たちが、住民による太鼓の演奏に合わせて掛け声を上げ、勢いよくグラウンド内を回ったり、迫力あるとんどのぶつけ合いを披露したりした。

 家族4人で訪れた福山市の会社員男性(35)は「きれいに作られていて大きさにも圧倒された。1年間家族元気で過ごしたい」。能登原とんど保存会の北村滋充会長(76)は「天気にも恵まれとても盛り上がった。これからも地域の伝統を絶やさず続けたい」と話していた。