ここから本文です

JR東海次期社長。リニア建設「乱暴に進めてはいけない」

1/14(日) 18:49配信

ニュースイッチ

金子氏、地域の理解に全力

 トップ交代に踏み切るJR東海。4月1日付で柘植康英社長の後任に就く金子慎副社長。大手ゼネコンの談合事件で揺れるリニア建設工事。金子氏はリニアについて「国民の期待を背負っているが、乱暴に進めてはいけない。地域に理解してもらい一生懸命進める」と話す。

 「国鉄に入社以来、金子君とは7回引き継ぎをしている。お互い何を考えているかわかる」―。柘植社長は金子氏に全幅の信頼を寄せる。金子氏は「今回が一番重い引き継ぎ。社長は大変な仕事で、次はいよいよ私がやるのか」と心境を明かす。

 1998年から4年間務めた新幹線鉄道事業本部管理部長の仕事が印象深いという。「頻繁に現場に出向いて実態を把握し、改善を図った」と振り返る。国鉄時代に比べて現場の規律が整ったことを喜びつつ、現場長の発表会を開くなど、社員のやる気を引き出すよう取り組んだ。

 今度は社長として社員のやる気をどう引き出すのか注目されるが、「いまは過去より良い状態だが、このままで良いというのは間違いだ」と指摘。その上で、「もっと良い仕事、良いサービスのため、現場が高い目標を掲げるよう取り組み続ける」と意気込む。

 【略歴】78年(昭53)東大法卒、同年日本国有鉄道(現JRグループ)入社。04年JR東海取締役、08年常務、12年副社長。富山県出身。

最終更新:1/14(日) 18:49
ニュースイッチ