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恋多き作家・東郷青児、大阪で美人画展

1/14(日) 9:00配信

Lmaga.jp

誰よりも女性を愛し、女性を描いた画家、東郷青児。昭和モダン文化を彩り、幅広い画業を残した彼の生涯を振り返る展覧会が、「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)で2月16日からおこなわれる。

【写真】東郷青児(59歳) 撮影/石井幸之助

3度の結婚に心中未遂など、私生活では恋多き男として知られた東郷は、1916年に19歳で二科展に衝撃デビュー。フランスに渡りピカソらと交流し、帰国後はフランス仕込みのセンスで本の装丁や挿絵、雑誌の表紙絵、企業の広告デザインなどに手腕を発揮した。この頃、藤田嗣治とともに百貨店など商業施設の仕事もおこなっている。

10代の頃から竹久夢二の店に出入りし、作曲家・山田耕筰から感化を受け、有島生馬に才能を認められ・・・と出会いにめぐまれた東郷の人生。同棲生活を送った宇野千代や、本の装丁を通じて交流のあった川端康成など、文学者とのつながりも深かった。東郷の描く「青児美人」は、昭和の美のアイコンとして一世を風靡。どこまでも静かな表情で、清らかさと官能性が共存するミステリアスな女性像だ。生涯にわたって彼が求めたこの唯一無二の女性美の魅力と秘密をひもといていく。期間は4月15日まで、料金は一般1300円。

最終更新:1/14(日) 9:00
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