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正月飾り集め燃やす 入善・塞の神まつり

1/14(日) 12:33配信

北日本新聞

 入善町上野の邑(むら)町地区に伝わる国重要無形民俗文化財「塞(さい)の神まつり」は14日、同地区で行われた。地元の子どもたちが家々を回って正月飾りなどを集め、厄払いや無病息災を願って燃やした。

 塞の神は災いから地区を守る神様で、まつりは1858(安政5)年ごろに始まったとされる。2010年に国指定重要無形民俗文化財になった。塞の神まつり保存会と邑町壮青年会、邑町児童会が実施し、同保存会は北日本新聞地域社会賞を受賞している。

 今年は小学1~6年の男子11人と4年以上の女子4人が参加し、安部彰馬君(上青小6年)が最年長の「オヤカタ(親方)」を務めた。邑町公民館に集合し、草島隆良保存会長から「みんなが元気であれば地区全体も一年元気になる」と激励を受けた。

 児童は2班に分かれ、約120軒を訪ねた。「デクサマ」という男女一対の木製人形を玄関先で鳴らし「塞の神じゃ 大神じゃ」と歌った。正月飾りやコメを受け取り、家主らにポン菓子を手渡した。

 地区の境にある塞の神の石碑前では「作り物」と呼ばれる高さ約4メートルのやぐらがタケとわらで組まれ、集めた飾りやデクサマを焼いた。

北日本新聞社

最終更新:1/14(日) 12:35
北日本新聞