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佐藤天彦名人、藤井四段に「個性を感じた」一問一答

1/14(日) 18:07配信

日刊スポーツ

 将棋の佐藤天彦名人(29)が14日、名古屋市で指された朝日杯オープン戦本戦準々決勝で最年少プロ藤井聡太四段(15)と対局し、敗れた。公式戦での藤井との対局は初めて。以下は主な一問一答。

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 -敗因は

 佐藤 激戦模様からずっと難しい戦いが続いていた。途中からだんだん苦しくなった。逆転の目を探していたが、藤井さんに的確に指された。最後は押し切られた。

 -藤井四段とは公式戦で初対局だった

 佐藤 これまで藤井さんの将棋は何局か解説させてもらった。見る機会も多かった。終盤の踏み込みが鋭く、序中盤がしっかりしていて的確。10代半ばの粗削りな部分が多いが、藤井さんはそのあたりもしっかりされている。実際に戦ってみて、序盤、中盤は非常に落ち着いて戦われていた印象がある。本局の終盤戦は長くはなかったが、思っていた鋭い感じもあったし、じっくりとした戦い方、強さを持たれていると感じた。

 -藤井四段は今後、佐藤名人にとってどのような存在になるか

 佐藤 将棋界に現れたスター。この年齢で非常に実力があり、同じ棋士としては指すのが楽しみな存在だと思っている。実際に戦ってみて他の棋士にないような個性を感じた。今回は私の結果は出なかったが、これからもいい将棋を指していける相手になるのではないかと思う。

 -名古屋での公開対局、多くのファンが来ていた

 佐藤 ファンのみなさまに間近で見てもらう機会はあまりない。プロ棋士にとっても貴重な時間です。今回は藤井さんの地元ということもあり、注目度も高い中で指すことができた。棋士としては注目される中で指すことができるのは貴重な体験になる。

最終更新:1/14(日) 18:16
日刊スポーツ